くらし 絵で伝える下町葛飾の魅力

今号の見開きで掲載している「葛飾まち歩きすごろく」のイラストを描いていただきました。

■漫画家・イラストレーター
かつしかけいた

◇プロフィール
葛飾区出身。
漫画『東東京区区(リイド社)』『水と歩く(掲載:散歩の達人)』『ひと皿、ひと時、沁みる夜(掲載:メトロミニッツ)』を連載中。
また、さまざまな雑誌や書籍のイラストも手掛けている。

■本に携わる仕事がしたくて
子どもの頃から絵を描くことや本を読むことが好きで、将来は本に携わる仕事がしたいと思っていました。大学を出てからは図書館で働きながら、趣味でイラストを描いてSNSに投稿していました。
15年ほど前にSNSを見た方から「イラストを立石フェスタで展示してみないか」と声を掛けていただきました。その展示をきっかけに、区内のイベントポスターや葛飾法人会が刊行している「かつしかの窓」の表紙イラストなど、葛飾や下町に関係するさまざまなイラストを描く仕事をいただけるようになりました。
また、街歩きがもともと好きで、実際に歩いた風景を元に漫画を描いていたのですが、それを見た方から漫画の連載の話をいただきました。このことをきっかけに、絵を描く仕事に集中するため、6・7年前から漫画家・イラストレーターとして独立して活動するようになりました。

■その街の空気感を感じながら描く
漫画やイラストを描く時は、実際にその場所に足を運んで、スマートフォンで写真を撮り、その街にある喫茶店やカフェでタブレットを使って描いています。その街の空気感を感じながら描くことで、見ていただいた方にも空気感が伝わるイラストになっていると思います。
本の表紙を描かせていただく際にはその作品を読み込み、世界観やイメージを捉えてから描くようにしています。表紙はその作品の顔であり、読者が本を手に取るための入り口になるので、世界観を守りつつ読んでみたいと思ってもらえるように描いています。

■葛飾の魅力をもっと知ってもらいたい
私が描いている漫画は、東京の中でも都心ではなく下町の魅力や歴史をテーマとしています。漫画はインターネットでも気軽に読めるので、外国の方にも人気があります。2023年に出版した『東東京区区』は日本語版しか出ていないのですが、ドイツのベルリンにある漫画専門店で販売されているということをSNSで知り、漫画を通じて世界と繋がっていると感じました。
漫画やイラストは、言葉を使わなくても伝えることができるのが良い点だと思います。これからも作品を通じて、国内外問わず葛飾や下町の魅力を伝えていきたいです。

■葛飾まち歩きすごろくに込めた思い
新年ということで、区内の名所などをちりばめたすごろくのイラストを描かせていただきました。普段、自分の住んでいる街をしっかりと見る機会は少ないと思いますし、知ってはいるけど行ったことがない場所もたくさんあると思います。子どもから大人まで一緒に楽しめるすごろくで、区内のイベントや名所を知ってもらい、ぜひ足を運んでみてもらいたいと思います。

■抽選で6名様に直筆サイン色紙かポストカードをプレゼント
対象:区内在住の方
応募期限:1月2日(火曜日)
応募方法:オンライン申請で。

担当課:広報課
【電話】03-5654-8116