くらし みんなの笑顔

■日本財団「子ども第三の居場所」ひなたぼっこ開所~家庭生活を支える拠点に~
・10月1日(水)場所…小丸山台
居宅介護支援事業やフリースクール、子ども食堂などを行っている「ひなたぼっこ」が、「子ども第三の居場所」の市内初拠点として事業を開始した。
日本財団が中心となり「地域の子どもが利用できる放課後の居場所」として開設するもので、食事や学習・生活習慣の定着、体験機会の提供を行う。全国で262カ所目となる。
滝沢るみ子理事長は「家庭生活を支える拠点を目指す。子どもたちが夢をつかむ場所としたい」と意気込んだ。

■ねんりんピック岐阜2025出場選手激励会~日頃の成果を発揮~
・10月8日(水)場所…パトリア
第37回全国健康福祉祭ぎふ大会(ねんりんピック)に10人の出場が決定し、激励会には6人が参加した。
大会には卓球の平場昭弘さん、山本保さん、相川初枝さん、下内美都子さん、羽左間伸一さん、狩山玲子さん、ソフトテニスの松田吉史さん、森下和代さん、ゴルフの川中勲さん、サッカーの中村勇さんが出場する。
選手団代表の平場さんは「七尾代表として頑張る」と意気込んだ。

■七尾消防団が総理大臣表彰受賞を報告~地域住民の安全安心のために~
・10月8日(水)場所…七尾市役所
七尾消防団が防災功労者内閣総理大臣表彰の受賞を、茶谷市長に報告した。
消防団は、令和6年能登半島地震の発災当日から、倒壊家屋での救出活動や被害状況調査、火災対応などを行い、その功績がたたえられた。
茶谷市長は「大変な状況の中で、消火や救助活動をしてくれたことに感謝。今後も地域のために取り組んでほしい」と話した。
干場団長は「地域の安心安全を守り、住民にとって心強い存在になりたい」と意気込んだ。

■復興公営住宅の整備に向け基本協定を締結~中島地区と能登島地区で建設へ~
・10月9日(木)場所…七尾市役所
市が整備を進める復興公営住宅で、中島地区2カ所と能登島地区の建設を行う事業者が選定され、基本協定の締結を行った。
中島地区は株式会社アントールが、能登島地区は大和ハウス工業株式会社が建設を行う。市では両地区の整備に、公募で選定された民間事業者が行う方式を採用し募集を行っていた。
協定書に署名した茶谷市長は「皆さんの協力で、日常生活が1日でも早く取り戻せるようにしたい」と話した。

■Sea級グルメの「かに汁」が優秀賞を獲得~七尾のグルメを復興の一助に~
・10月9日(木)場所…七尾市役所
青森市で開催された第16回Sea級グルメ全国大会で「かに汁」が優秀賞を獲得した。能登食祭市場内で鹿渡島定置を運営する株式会社大廣の高橋洋平社長が茶谷市長に報告した。市内から本大会に出場するのは同企業が初めてとなる。
高橋社長は「初出場で優秀賞を取れてうれしい。この結果が復興半ばの七尾にとって光になれれば」と話し、茶谷市長は「来年予定している七尾大会の良い起爆剤になったと思う。かに汁を求め、たくさんの人が訪れてくれれば」と話した。

■能登よさこい祭り and 復興ドローンショー~復興を願い踊り子が舞う~
・10月11日(土)場所…和倉温泉お祭り会館特設会場ほか
震災からの復興に向かう和倉温泉を盛り上げようとイベントが開催され、全国から集まったたくさんの踊り子が華麗な舞を披露した。夜には500機のドローンによるショーも行われ、和倉の夜空を彩った。
イベントは、例年6月に開催の「能登よさこい祭り」の代替イベントとして行われ、参加者は鳴子の音や掛け声とともに迫力のある踊りを見せつけた。
ドローンショーでは、でか山や石崎奉燈祭など七尾を代表する祭礼や「復興」の文字などが夜空に描かれ、光の美しさに見物客から歓声が上がった。

■100歳のお誕生日おめでとうございます~常田春子さん~
・10月16日(木)場所…多根町
多根町で3人きょうだいの長女として生まれた春子さん。18歳まで東京都の浅草で働き、都会暮らしをしていた。帰郷後に結婚し、4人の子どもに恵まれた。子ども達のために園芸組合の一員として、葉タバコや野菜の出荷をするなどして働き続けた。
現在は自宅で家族4人と過ごし、週2回のデイサービスで他の利用者とのコミュニケーションや体操を楽しんでいる。
春子さんは「とにかく健康でいること。体が一番大事」と話した。

■高齢者と子どものスポーツ大会~交流しながら健康づくり~
・10月29日(水)場所…七尾総合市民体育館
高齢者と子どもの交流と健康づくりを目的とした大会に、市内老人クラブ会員約240人と市内認定こども園の年長児118人が参加した。
参加者は8チームに分かれ、ボールを送る速さを競うゲームや高齢者と園児のペアで電車ごっこを模したリレー、フォークダンスを楽しんだ。
青葉台の新宅裕規さんは「スポーツを通じて高齢者と子どもが交流するのは、お互いにとって良い刺激になっている。活気のある町づくりにつながっていると思う」と話した。