- 発行日 :
- 自治体名 : 石川県能美市
- 広報紙名 : 広報のみ 令和7年7月号
■インクルーシブシティの深化
▼インクルーシブシティ構想の推進
○スマートインクルーシブシティ推進事業(1億1,370万円)
デジタル認証アプリを活用し24時間利用可能な無人型施設(公民館等)の入退室や荷物受渡し・日雑品の買い物・決済等が可能となるよう、スマート物流サービスの構築に向け実証します。
▼デジタル公民館のさらなる活用
○eスポーツ普及推進事業(59万円)
eスポーツを通して、多世代交流の促進および地域コミュニティの活性化を図るため、町会・町内会などに対する出前講座を実施し、地域への普及・定着を支援します。
▼あたたかで健康な能美市
○病児保育運営支援システム導入事業(245万円)
能美市病児保育センター利用者の利便性向上を図るため24時間オンラインによる空き状況の把握や予約登録が可能となるシステムを導入します。
○生活習慣改善支援事業(497万円)
生活習慣の改善に取り組む市民や市内で働く人の健康づくりをさらに推進するため健康アプリ「健康マイレージ」において、3つの周遊ルートに加え新たに6つの周遊ルートのマップ化を進めるとともに、利用者のインセンティブとして「能美トチポ」を付与します。
○任意予防接種事業(72万円)
子宮頸がん予防対策として、平成18年度~平成20年度生まれの女性で、HPVワクチンを一度も接種していない人を対象に、HPV任意予防接種の費用を助成します。
■知名度・魅力度の向上
▼買い物・飲食
○辰口フラワーハウス跡地利用推進事業(2,800万円)
賑わい交流拠点の整備に向け、辰口フラワーハウスの跡地を活用し、用地を取得するほか、整備計画の方針や官民の役割などについて専門家の意見を取り入れ、具体的な検討に着手します。
▼子育て・住環境の充実・地域力の強化
○寺井中央児童館施設整備事業(1,010万円)
慢性的な駐車場不足の問題を解消するため、寺井中央児童館西側の駐車場用地を新たに購入し、駐車場整備を実施します。
○市指定文化財等補助金交付事業(303万円)
市指定無形民俗文化財である「道林町獅子舞ドットコセー節」で使用する獅子頭の修繕と蚊帳の新調に係る費用について助成を行います。
▼ホームページ・キャラクタ-の活用
○シティプロモーション事業(120万円)
首都圏の大規模会場でのイベント出展や、インスタグラム等を活用し、市外県外での知名度向上を図ります。
○キャラクター活用事業(150万円)
市応援大使就任3年目を迎えた「シナモロール」をフル活用するために、声を活用したPRアイテムを制作し、各種プロモーションを実施します。
○ホームページ更新事業(1,051万円)
市公式ホームページのCMS(コンテンツ・マネジメント・システム)を更新し、Webアクセシビリティのさらなる向上を図ります。
▼インバウンドへの対応
○プロモーション事業(600万円)
県内の訪日外国人観光客が増加する中、市内インバウンド需要へ対応するため、九谷焼等の能美市ならではの素材を活用した、周遊型スタンプラリーの実施や、モニターツアーの開催など、観光コンテンツ造成に向けた取り組みに対して、補助金を交付します。
▼人材の確保
○看護師人材確保事業(100万円)
看護師の人材確保を図るため、市内の病院や訪問看護ステーションに看護師として就職し、1年以上継続して雇用される予定の市民に対して、補助金を交付します。
○外国人にやさしいまちづくり事業(30万円)
貴重な働き手として外国人労働者が増加する現状に対応し、外国人労働者やその家族が安全安心に生活するため、外国人労働者と市内企業や町会・町内会をつなぐ労働者サポート体制の構築業務を国際交流協会に委託し、実施します。
■エコシティ能美を創造
▼リスタート!~2025年度上半期SDGs・カーボンニュートラル推進強化~
○SDGs推進事業(418万円)
市民が地球環境の変化や企業・団体の環境にやさしい取り組みについて知って学び、脱炭素への行動変容につなげられるよう「のみ環境フェスタ」や「ArtProjestforSDGs」などの環境イベントを開催します。
○ゼロカーボンチャレンジNOMI(369万円)
環境行動実践者拡大に向け、アプリにおいて家庭や職場で日常的に取り組みやすい項目を追加するとともに、アプリ内のポイントを「能美トチポ」と交換できるようリニューアルします。
▼農業振興
○農村DX推進事業(200万円)
人手不足の解消と生産性の向上につながる支援策として、デジタル技術を活用した農業の実現に向け、農家の需要が高いスマート農機を幅広く対象とした導入支援を行います。
■持続可能な行財政改革
▼計画策定と整備事業
○総合計画・総合戦略策定事業(1,435万円)
まちづくりの総合的な指針となる「総合計画」と、人口減少や少子高齢化の克服を目指す「総合戦略」を一体的に策定し、より具体的かつ戦略的な施策展開を目指します。
○立地適正化計画策定事業(220万円)
将来、都市の低密化により生活サービスの維持が課題となることが見込まれる中、高齢者などが福祉・商業施設へ公共交通でアクセスしやすい環境整備が求められています。そのため、福祉や交通を含めた都市構造を見直し、「立地適正化計画」策定に向けた関連施策の整理と課題分析を行います。
○福岡保育園施設整備事業(1,925万円)
福岡保育園の民営化に向け、新園舎建設用地の測量および造成設計を実施します。
▼NOMI×デジタル市民ファースト~スマホの中に、あなたの市役所を~
○ネットdeスマート申請事業(706万円)
住民異動届の記載事項を事前にスマートフォン等で入力できるシステムを導入することで、窓口で書く手間を省き、手続き時間の短縮を図ります。
○リアルタイム窓口推進事業(413万円)
事前予約により混雑を解消し、質の高い市民サービスを提供するために、来庁予約システム・混雑状況サイトを導入します。
○窓口コミュニケーション支援事業(137万円)
外国人をはじめ聴覚障がい者や高齢者などの聴覚弱者が、安心してコミュニケーションが行えるよう、134言語に対応する字幕表示システムを導入します。
その他の主な事業は、市ホームページに「令和7年度6月補正予算のあらまし」を掲載していますので、そちらもご覧ください。
問合せ:財政課
【電話】58-2203【メール】[email protected]