子育て 休日部活動の地域展開 4月から本格実施へ(2)

■楽しさ通じて未来が芽生える~小中学生and地域指導員インタビュー~
子どもたちの笑顔は未来の希望です。一方で、先生たちの負担軽減も避けては通れません。子どもたちの学びや成長に直結する授業づくりなど本務の時間を確保する必要があるからです。専門外の競技を指導しなければならない精神的な負担の軽減も欠かせません。
時代のニーズに合わせながら、地域展開の取り組みは今後も続いていきます。子どもたちが笑顔で輝き続けられるよう、これからも温かい目で見守ってください。

◆合唱
◇普段は小学校教頭の地域指導員 芝幸弘さん
〔表現力と人間力向上へできる範囲でお手伝い〕
指導の中心は顧問の先生ですが、私も時折携わっています。普段は小学校の教頭をしているので指導の機会は限られていますが、できる範囲でお手伝いしています。
合唱は仲間たちと声を合わせ、歌詞に込められたメッセージを伝えます。自分たちの感情や思いを歌声にどう乗せていくか。その表現力が問われるのが面白いですね。
壁にぶつかることもあるでしょう。それを乗り越える人間力を養うことや人格形成を一番の目標にしています。仲間と協働する力を高められるのも合唱の魅力ですね。

◇中央中学校2年 寺坂実祐(みゆ)さん
部活動見学の時に感じた楽しげな雰囲気にひかれて入部しました。「3年間、本気でできる」と思ったのも大きな理由です。
部長として大切にしているのも楽しさ。練習は厳しいときもありますが、部員への声かけを大切にしています。目標は2月にある県内の大会での金賞です!

◆野球
◇2年生部員の保護者で地域指導員 水口友紀さん、桑原真理子さん、石黒裕美子さん
〔部員の成長を見守る新たな形を親が実践〕
(水口さん)子どもたちの真剣な表情を間近で見られるのがやりがいです。こうして子どもの好きなことを親が支えていくのも新しい部活動の形なのだろうと思います。
(桑原さん)思春期の子どもやチームメートたちが気軽に話しかけてくれるのがうれしいです。医療関係の仕事をしているので、部員らの体のケアにも気を配っています。
(石黒さん)技術面での指導はできない分、顧問の先生の声かけを真似してチームを鼓舞しています。養護教諭の職を生かしてチームのみんなを心身の面でも支えています。

◇片上小学校6年 三ツ山泰生(たいせい)さん
父とのキャッチボールが楽しかったので、5年の冬から野球を始めました。外野を守ることが多く、センターフライをスライディングしながらキャッチしたのが気持ちよかったです。
中学校でも野球を続け、飛んできた打球を見極める守備の「一歩目」を磨きたいと思っています。

◆陸上
◇長距離走クラブ仲間と地域指導員 田中博規さん
〔仲間と一緒に指導員に陸上の楽しさ伝えたい〕
長男が中学3年生だった2022年から指導員をしています。休日部活動の地域展開が始まろうとしていた頃で、顧問の先生にお願いされたのがきっかけです。私自身は学生時代に陸上の経験があったので、大人の長距離走クラブの仲間も誘って一緒に地域指導員をしています。
成長段階の中学生には無理をさせないことが大事だと思っています。また、あれこれと指導するのではなく、一緒に走ったり、声かけをする中で陸上の楽しさを伝えられたらと思いながら子どもたちに向き合っています。

◇鯖江中学校2年 福岡咲七(さな)さん
中距離走とハードル走に打ち込んでいます。週末の活動は市内3中学校が一緒に練習しています。練習はきついですが、同じ目標を持った仲間たちと一緒なので頑張ろうと思えます。
足の運び方や呼吸法など具体的で実践的な助言ももらえるのが大きいですね。目指せ自己ベスト更新!

◆吹奏楽
◇平日は顧問、休日は地域指導員 田鳥麻澄さん
〔大所帯だからこそ「和」を 強さの秘訣は自主性〕
部員が80人いるので、和を大切に活動しています。合奏する際の椅子の準備や出欠確認、楽器の運搬など、部活動には多くの人手が必要です。そこで、部員が何かしらの役割を担うことで1人1人が存在感を持ってもらう工夫もしています。
私が大切にしているのは生徒の自主性です。指導者の熱意もさることながら、夢中になった生徒たちから出るエネルギーの方が大きい。各部員とのノートでのやりとりも含めて意欲を高めることを意識しています。

◇神明小学校6年 白崎陽莉(ひまり)さん
姉の影響で小学3年の時から神明小学校吹奏楽部に入っています。担当しているホルンは吹きやすくて音色も大好きです。
中央中の吹奏楽部は全国の舞台でも活躍しているので練習も厳しいと思いますが、個性豊かなメンバーが多いと聞いたので、加入するのが今から楽しみです。

問合先:学校教育課
【電話】53-2253