- 発行日 :
- 自治体名 : 福井県あわら市
- 広報紙名 : 広報あわら 第259号(2025年9月)
「第20回あわら湯かけまつり」が、あわら湯のまち駅周辺で開催されました。湯かけまつり実行委員会の山やまぐち口委員長による「お湯かけじゃあ!」の掛け声を合図に、参加者たちは持参した桶や水鉄砲などを使って夢中でお湯をかけ合いました。
約45トンものお湯が一瞬でなくなるほどの盛り上がりを見せ、全身ずぶぬれになった参加者たちの歓声が、夏の夜に響き渡りました。
湯のまち広場では、華やかなステージイベントが行われたほか、あわら市の姉妹都市である高知県香美市のブースも出店されました。
香美市は、NHK連続テレビ小説「あんぱん」でも知られる、アンパンマンの作者・やなせたかしさんの故郷であり、あわら市とは平成21年3月1日に姉妹都市連携を結び、以来、毎年交流を深めています。香美市の出店ブースでは、特産のゆずを使った「ゆずドリンク」や「ゆずみそ」などが大変好評で、にぎわいを見せていました。
翌日の9日には、「民踊の夕べ」と「饅頭まき」が行われ、前日の「お湯かけじゃあ!」に負けないほどの熱気に包まれました。
民踊の夕べでは、家族や友人、職場の仲間たちと音頭に合わせて優雅に踊り、饅頭まきでは、参加者たちが夢中でお菓子や饅頭を集めていました。
■大学生が祭りの魅力を発信!
県内外の大学2・3年生4人が、市役所のインターンシップ(就業体験)に参加し、郷土歴史資料館での学芸員の業務や市の広報業務を体験しました。
8日の「あわら湯かけまつり」では、祭り開始前の準備風景を撮影して事前告知を作成したほか、祭りの様子を動画で記録し、市公式Instagramで積極的に発信しました。祭りの魅力をどう伝えるか、若者ならではの視点で試行錯誤する姿が印象的でした。