- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県伊那市
- 広報紙名 : 市報いな 令和7年5月号
5月18日(日)は国際博物館の日につき入館料無料となります。
■展覧会情報
▽収蔵作品秀作展伊那に伝わる美の系譜
会期:5月18日(日)まで
会場:第一・第二展示室
内容:収蔵作品から、中村不折、池上秀畝をはじめとする郷土作家、木内克、福沢一郎などの原田コレクション作家東京藝術大学との交流による作家などの作品を展示し明治・大正・昭和そして現在へと続く伊那に伝わる美の流れを紹介しています。
▽「高遠石工」写真展
会期:5月18日(日)まで
会場:市民ギャラリー
内容:江戸時代、全国各地に出向いて石仏や石塔などを作った高遠石工の作品の写真展を開催します。今回は、伊那市高遠町「日本で最も美しい村」推進委員会が行った「高遠石工石造物フォトコンテスト」の優秀作品を中心に展示し、高遠石工の高い技術力と作品のもつ魅力を紹介します。
■アートスクール《要予約》
「ポーセラーツ講座~ガラスのマグカップに絵付けをしよう~」
日時:6月28日(土)午前10時~正午
講師:松澤美保(まつざわみほ)さん
定員:10人
会場:美術館内喫茶パレット
受講料:3,900円
※材料費・焼成代込み
持ち物:はさみ、カッター
※申込締切6月21日(土)
■お知らせ
新しい館長が就任いたしましたのでお知らせします。
捧剛太(ささげごうた)(66歳)
※伊那市創造館館長と兼務(敬称略)
■今月の一押し!
「シュプリンゲン」(飛躍)
制作年:2015年
技法・素材:銅、真鍮、金箔、銀箔
宮田亮平(みやたりょうへい)(1945年~)
なだらかな海面上を疾走するイルカの群れ。金属を素材としながらも柔らかで、躍動する生命力を感じられる作品です。
新潟の佐渡で代々蝋型鋳金を業としてきた家に生まれた宮田は、東京藝術大学で鍛金を学び大学院を修了した後も、母校で研究と制作に励みます。
ドイツへの留学を経て、宮田は故郷を旅立つ際に見た身体を躍らせるように海面を船に併走して泳ぐイルカの群れに想起し、イルカをモチーフにしたシュプリンゲンの連作を制作していきます。
モチーフはその後イルカのほかクジラなども加わり躍動するエネルギーを表現し続けています。
本作は、現在開催中の「収蔵作品秀作展―伊那に伝わる美の系譜」にて5月18日(日)までご覧いただけます。
■5月休館日
7日(水)、13日(火)、19日(月)~23日(金)、27日(火)
問合せ:信州高遠美術館 〒396-0213 伊那市高遠町東高遠400
【電話】0265-94-3666【FAX】0265-94-3936【E-mail】[email protected]
開館時間:午前9時~午後5時(最終受付は午後4時30分まで)
入館料:大人500円(400円)
※( )内は団体および割引料金
※高校生および18歳未満の方、障害者手帳などをお持ちの方とその付き添いの方1人は無料です。