- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県小海町
- 広報紙名 : 小海町公民館報 第557号
■土村南町 辻尚生
令和七年一月三日、「二十歳の集い」を迎えられたことに感謝いたします。久しぶりに再会した友人たちと近況を話したり、思い出話をしたりと懐かしく、とても楽しいひと時となりました。私は高校卒業後、町から遠く離れた地である京都の大学で、日々奮闘しております。大きく変わっている生活習慣や文化に苦戦し、悩んだりする時が多くあります。しかし、そんな時に支えてくれるのが、家族の愛情や地元の友人の温かさです。私が小さい時、正直なところ小海町は多くの商業施設等はなく、不便だな、楽しくないなと感じた時がありました。しかし、そういった施設がないからこそ小海を離れて、改めて小海町の人々の温かさや四季折々の自然の豊かさなど、とても素晴らしい良さに気づくことができました。今では小海町がとても大好きです。帰省する際には、地元の友人たちと夏には小学校付近を流れる相木川で遊んだり、冬には八峰の湯の八ヶ岳が見える露天風呂やサウナを楽しんだり、季節によって楽しみ方が変わる松原湖へ行ったり、と小海町のとても素晴らしい場所で、心を休めております。最後に、一生忘れる事はない思い出となった「二十歳の集い」を開催してくださった、黒澤町長様はじめ運営に関わってくださった多くの方々に深く心より感謝いたします。ありがとうございました。
■二タ小池 畠山雪菜
人一倍元気がよく、やんちゃな学年と言われてきた私たちも、立派な姿となって成人の日を迎えることができました。
小海町に生まれ、スケートに出会い、こんなにも長く続けると思っていなかった競技生活は決して輝かしいことだけでなく、体も心もボロボロになりながら自分自身と闘う日々を送っています。疲れた時は小海町に帰り、母の作る美味しいご飯をたくさん食べ、豊かな自然の空気を吸ってリフレッシュ。どんな困難や経験も自分らしく生きるための肥料になっているんだなあと感じます。スケートという競技自体が存続の危機となっていますが、これから先も松原湖のスケートリンクで子どもたちの活気溢れる声を残していくために、わたしができることを見つけていきたいです。
小海町でのたくさんの素敵な出逢いと、これからの出会いを成長の種として、自分らしい大きな花を咲かせたいです!最後に、成人になったみんなにケツメイシの「出会いは成長の種」を送ります。