くらし 〔むらはいま〕令和6年度 普通会計※決算にみる村の財政状況

一般会計の収支は1億5,646万円の黒字となりました。


※普通会計…一般会計のほか、特別会計のうち地方公営事業会計に係るもの以外の会計を統合して1つにまとめたもの。朝日村では普通会計=一般会計をいう。※決算統計に基づいた数値を記載。なお、表示単位未満端数処理により合計が一致しない場合があります。


・村税は4,792万円(△4.7%)の減額となりました。
・地方交付税は、7,304万円(4.8%)の増額となりました。
・国・県支出金は二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金の増等により、1億4,745万円(33.6%)の増額となりました。
・繰入金は、保健福祉基金繰入金の増により1,474万円(1992.4%)の増額となりました。
・村債は、緊急防災・減災事業債等の減により、1億4,710万円(△22.2%)の減額となりました。
・その他は、新型コロナ定期接種ワクチン確保事業助成金などの増により461万円(5.8%)の増額となりました。


・人件費は、会計年度任用職員の手当の増加等により、1,827万円(2.8%)の増額となりました。
・扶助費は、物価高騰支援臨時給付金給付事業により、788万円(2.6%)の増額となりました。
・公債費は、9,754万円(△22.3%)の減額となっていますが、令和6年度には、繰上償還を行わなかったことによります。
・物件費等は、9,570万円(22.1%)の増額となりました。
・補助費等は、1,690万円(△2.4%)の減額となりました。
・普通建設等事業費は、庁舎地域レジリエンス自立分散型エネルギー設備導入工事、小学校特別教室棟長寿命化改修工事を実施し、前年度比では358万円(△0.4%)の減額となりました。
・積立金は、7,281万円(56.9%)の増額となりました。
・繰出金は、81万円(△0.4%)の減額となりました。

■令和6年度の主要事業

▼主な内容
○総務費
・庁舎地域レジリエンス自立分散型エネルギー設備導入工事
・行政情報標準化システム移行事業
・防災行政無線整備事業

○民生費
・保育園長寿命化工事
・児童手当給付事業
・障がい児者の地域生活支援等

○衛生費
・村内医療体制関連事業(診療所)
・予防接種事業
・ごみの適正処理事業

○農林水産業費
・松くい虫防除対策事業
・県営中山間地域総合整備事業
・豪雨災害対策事業

○商工費
・商工業振興条例補助金
・生活支援商品券配布事業

○土木費
・道路長寿命化事業(古見幹1号線ほか10路線)
・橋梁長寿命化事業(三俣橋ほか)

○消防費
・拠点避難地整備事業
・地域活動助成事業

○教育費
・小学校長寿命化改修工事(特別教室棟)
・小学校給食費無償化事業
・子どもの居場所づくり事業(子ども食堂)

■基金内訳
▼財政調整基金…不測の事態に対応したり、年度間の財政不足額の調整を行ったりします。令和6年度末は約27億円。
▼特定目的基金…主なものに「文教施設整備基金」「保健福祉基金」などがあります。令和6年度末は総額約8億円。

■地方債残高
庁舎地域レジリエンス自立分散型エネルギー設備導入事業、小学校特別教室棟長寿命化事業等の実施による新規債を発行したことにより令和6年度末は約25.1億円となりました。

○村の貯金(基金残高)と借金(地方債残高)