- 発行日 :
- 自治体名 : 長野県白馬村
- 広報紙名 : 広報はくば 2026年1月号 Vol.592
◆白馬村長 丸山 俊郎
明けましておめでとうございます。皆様におかれましては、希望にあふれる輝かしい新春を迎えられたことと、お慶び申し上げます。
平素より、白馬村の行政各般にわたり深いご理解と温かいご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、10年ぶりの大雪から始まり、夏場の猛暑、全国的なクマの出没など、自然環境の変化を強く感じる1年となりました。白馬村においては、子育て支援施設整備事業や公共施設への屋根一体型太陽光パネルの設置工事、地域通貨「アルプスPay」等の事業に新たに着手しました。また、これからの10年間を見据え、まちづくりの基本方針を定める「第6次総合計画」と、持続可能な観光地経営を実現するための理念や目標像、戦略等を定める「観光地経営ビジョン」の策定に取り組んだ1年でもありました。
国内外の多くの方々から、観光地や移住先として選んでいただけることを大変ありがたく感じる一方で、言語や文化等が異なる人々が増えることによる課題も生じています。村民アンケートや地区懇談会、ワークショップ、審議会等でお聴きした皆様のご意見を踏まえ、第6次総合計画の基本理念を「共に生き、豊かさを育む–支え合いと幸せがめぐるBest Living Village」と定めました。白馬村の財産である「自然」と「人」と共に生きること、自然の豊かさ、心の豊かさ、社会的・経済的な豊かさを育むことを行動指針として、多様な人々がつながり支え合うことで幸せが循環する「住み続けたい村」を将来像に掲げました。また、観光地経営ビジョンにおいても、住民の暮らしの豊かさにつながる観光振興や地域の歴史や文化、コミュニティを守り育んでいく方針を掲げる形で協議・検討しています。グローバル化が進み、社会の変化が速く大きい時代を迎える中で、「暮らしやすさ」と「村民の幸せ」を第一に地域づくりに取り組むことが重要であると考えています。
新年に目を向けますと、2月にはミラノ・コルティナ冬季オリンピックが開催され、ノルディック複合の渡部暁斗・善斗選手やフリースタイルスキーの近藤心音選手の出場・活躍が期待されています。3大会連続でメダルを獲得している渡部暁斗選手は、今季で引退を表明しており、最後の勇姿を村民みんなで応援したいと思いますので、ぜひパブリックビューイングに足をお運びいただければ幸いです。
また、神城村と北城村の合併により白馬村が誕生してから70周年を迎えます。先人が築いてきた白馬村をこれまで以上に良い形で次世代に継承するために、村一丸となって豊かな村づくりを推進していけるよう、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
結びに、新年が皆様にとって、幸多き素晴らしい年となりますよう心からご祈念申し上げ、新年のごあいさつといたします。
◆白馬村議会議長 太田 伸子
新年あけましておめでとうございます。
村民の皆様におかれましては、輝かしい新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
旧年中は、議会活動に対しまして温かいご理解とご支援を賜り、心からお礼申し上げます。
さて、昨年4月に白馬村議会議員選挙が執行され、平成25年以来12年ぶりの無投票となり、当選者11名という白馬村史上初めての定員割れという結果になりました。全国的な議員のなり手不足の問題が白馬村でも現実となった形ですが、村民の皆様の政治に対する厳しい目を感じる結果でもございました。
新たな議会体制は、新人が6名、元職が1名、前職が4名という全く新しい体制となり、各々がまだ満足のできる結果を出せておりませんが、行政と共に課題解決の両輪として、村民の皆様の安心・安全な生活を実現する議会となるよう努力してまいりますので、今後ともご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。
昨年を振り返りますと、不安定な国際情勢や円安を原因とするエネルギーや食料などの輸入価格上昇などにより、あらゆるものが値上げされ、特に需給バランスの崩れによる米価格の高止まり、いわゆる「令和のコメ騒動」など、引き続く物価高騰が村民生活に重くのしかかる年でありました。
その一方でコロナ禍を過ぎ、インバウンドを中心とした村内の観光産業は好調に推移しており、グリーンシーズンには前年を上回る大勢のお客様に白馬村へおいでいただきました。また、ウィンターシーズンにつきましても、順調な積雪を期待しているところです。国内外から大勢のお客様においでいただき、活気のあるシーズンとなることを祈っております。
さて、令和8年に入りますと、いよいよ6月から宿泊税の課税が始まります。議会といたしましては、目的に沿った税金の使われ方がされているか状況をチェックするとともに、行政と共に村民生活にしっかりと活用できる施策を考えてまいります。
また、白馬村の今後10年間の新たな指針となる「第6次総合計画」が始まります。総合計画に定められた基本理念と、それに伴う各計画によって、村の行財政運営が適正かつ効率的に行われるか、議会として注視してまいりたいと考えております。
白馬村では、地球温暖化・少子高齢化・多文化共生・有害鳥獣対策など、取り組んで行かなければならない多くの課題を抱えております。村議会では、多くの村民や団体との意見交換を積極的に行い、村民の皆様と一緒に考え、また行政とも共同しながら、施策を通じた村民の皆様の生活の維持、村内経済の発展を目指してまいります。
また、さまざまな課題や各種施策の決定にあたり、しっかりと議論を重ねるとともに、村民の皆様の声を行政に届けてまいりたいと思っております。
令和8年は午(うま)年であります。白馬が天を駆けるかのように皆様にとって夢と希望にあふれる飛躍の1年となることを願い、新年のごあいさつといたします。
