くらし 年頭のご挨拶

小川村長
染野 隆嗣

新年あけましておめでとうございます。村民皆様におかれましては、希望に輝く新春を健やかにお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。また、村行政各般にわたりまして深いご理解とご協力を賜り、心から感謝申し上げます。
さて、昨年を振り返りますと、夏の気温は平年に比べ2℃も高く統計開始以来3年連続で過去最高値を記録したとのことであります。私たちの生活のなかにある四季の移ろいが、夏の季節が長く、過ごし易い春と秋が短い季節の二季化の傾向であり、農作物や日常生活においての影響が懸念されています。
昨年11月の「小川村発足70周年記念式典」に際しましては、村内外のご来賓の皆様、村政にご貢献頂きました多くの皆様のご臨席を賜り挙行することができました。
また、アトラクションとして、中学生による吹奏楽の演奏がありましたが、来場された多くの方から好評をいただき、生徒の皆さんにも、お繋ぎさせて頂きますとともに、重ねて御礼を申し上げます。
改めまして、これまでの70年を振り返りますとともに、将来に向けた新たな一歩を踏み出す機会となりましたことに、感謝を申し上げる次第です。

昨年、アルピコ交通から高府線の減便、路線廃止の通知があり、村民の皆様にも大変ご心配をおかけしています。
その後、長野市との協議を進めるなか、減便にはなりましたが今年度末までの運行をお願いし現状に至っています。
言うまでもなく公共交通は、通勤通院、通学等々日常生活において大切な交通手段であり、重要な行政課題であります。
新年度からの運行については、長野市営バスの運行を長野市と小川村の共同で行うこととし、運行内容につきましては現状を維持することを前提としながら、どんな改善ができるか、地域の皆様のご要望もお聞きし検討中であります。
詳細について決定次第、出来る限り早い段階で皆様にお知らせして参りたいと考えています。

これまで県に要望してきた事業でありますが、県代行事業 村道16号線(大久保~表立屋)の道路改良工事が進められています。現在、大久保橋の橋脚工事に取り掛かっている状況ですが、いよいよ新年度には、橋の全容が見えてくることと思われます。
併せて県道信濃信州新線 鶴牧田地籍の道路改良につきましても工事が進められているところでありますが、地元地域の皆様には、長期にわたり交通規制がかかるなどご迷惑をお掛けしている状況です。
全線の工事竣工はまだ先の事になる訳ですが、引き続いての、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

人口減少、少子化は本村にとりまして、重要課題であり、長期的行政課題であります。
国自体が平成20年をピークに人口減少に転じ17年。少子化に至っては既に50年が経過するなか、もはや人口減少、少子高齢化は多くの自治体の課題であり、社会全体の重要課題であります。
加速する人口減少により地域事業、恒例行事、草刈り作業等の様々な分野におきまして人手不足が顕在化しています。
また一方では、高齢化の進行も危惧される状況下、国の高齢化率30%に対して、本村の高齢化率は46%と高い数値である一方で、令和元年から令和7年までの7年間はほぼ同数値であり、高齢化率は上昇していません。
直近5カ年の転入者と転出者の差は、僅か5人の減といった状況であります。
一時の数値から判断することはできませんが、この村に魅力を感じて、移住される方、訪れて頂く方も僅かながらも増加傾向にあります。
こうした現状を踏まえ、移住定住対策や、子育て支援施策の充実など、引き続き積極的に取組んで参りたいと考えています。

のどかな農山村の自然景観は、本村のかけがえのない貴重な財産でもあります。自然景観、歴史、文化の継承、そして緑に恵まれた自然豊かな村を護り、魅力ある地域づくり、地域振興に繋げたいものと考えます。村民の皆様の温かいご理解と力強いご支援を賜りますようお願い申し上げます。
迎えた輝かしい新年が、村民皆様にとりまして明るく素晴らしい一年となりますよう心からからお祈り申し上げ、年頭のご挨拶といたします。