健康 11月14日は「世界糖尿病デー」です

糖尿病は、インスリンが十分働かないため、血液中の血糖が増えてしまう病気で、初期は自覚症状がありません。しかし、血糖値が高い状態が続くと合併症(糖尿病性神経障害、糖尿病性網膜症、糖尿病性腎症など)を引き起こすことがあります。
糖尿病は大きく分けて2種類あります。1型糖尿病は生活習慣と関係なく発症します。2型糖尿病の発症には体質など生活習慣以外の要因も関与しています。

■2型糖尿病予防のポイント!
(1)バランスの取れた食事
1日3食規則正しく食べ、糖質や脂質の多い食品を控えめにします。食べすぎ、飲みすぎ、間食のとりすぎには注意しましょう。

(2)適度な運動
有酸素運動(ウォーキングなど)と筋肉トレーニングの両方を取り入れると効果的です。階段を使う、歩数を増やすなど、日常生活の中で身体を動かす機会を増やしましょう。

(3)体重管理
適正体重を維持しましょう。

(4)禁煙
喫煙はインスリン(血液中の血糖濃度を調整するホルモン)の効きを悪くしますので、禁煙をお勧めします。

(5)健診
年1回は必ず健康診断を受診し、早期発見、早期治療につなげましょう。既に、糖尿病と診断されている人は、治療(食事療法、薬物療法、運動療法)を継続しましょう。