くらし 八百津だんじり祭り 久田見からくり祭りが開催!!

八百津町を代表する二大祭り、「八百津だんじり祭り」と「久田見からくり祭り」が今年も盛大に開催されました。
4月12日(土)は、八百津だんじり祭りの試楽。八百津大橋の付近は、だんじりが並ぶのを今か今かと待つ人々で賑わいました。町外から偶然訪れたという方は、「賑やかな祭囃子が聞こえて見学に来ました。八百津にこんなに歴史あるお祭りがあるとは知りませんでした、また来年は本楽を楽しみに訪れたいです」と語りました。
4月13日(日)の本楽は朝から雨が降りしきる中、気温の低さを吹き飛ばすような掛け声とお囃子で、役場前の会場が熱気に包まれていました。「本郷組」「黒瀬組」「芦渡組」のだんじりが揃い、弁当車と須賀祭典保存会の神馬も到着。神馬が先頭となり、大勢の曳き手により三輌のだんじりは大舩神社を目指します。神社への石畳(あみだ坂)を駆け上がる瞬間には、雨で濡れた地面をしっかり踏みしめ、力いっぱい登る男たちの姿に拍手が起こりました。

4月20日(日)の久田見市街。久田見からくり祭りが執り行われました。八百津だんじり祭りを力強い「動」とするならば、こちらは厳かな「静」。一歩一歩と、歴史を積み重ねる丁寧な歩みで、久田見の街中を六輌のだんじりが進みます。
祭り最大の見どころは、神明神社と白鬚神社で奉納される糸切りからくりです。県の重要無形民俗文化財に指定されており、会場は多くの見物客で溢れました。いよいよからくりの披露が始まると、感嘆の声で包まれ、仕掛けに息をのむ姿も見受けられました。
(からくりタイトル:本紙写真右より、中盛『桃太郎』、後ロ・松坂『桃太郎の鬼退治』、入野『竹取物語』、野黒『べらぼう』、薄野『アナと雪の女王』、小草『獅子舞』)
※詳しくは本紙をご覧ください。