- 発行日 :
- 自治体名 : 静岡県静岡市
- 広報紙名 : 広報しずおか『静岡気分』 令和7年11月号
■梶原大暉(かじわらだいき)さん
パラバドミントン選手
関連記事を本紙8ページに掲載
▽パラバドミントンを通じてスポーツの楽しさを!
パリ2024パラリンピックで、パラバドミントン男子シングルス金メダル、男子ダブルス銅メダルを獲得し、パラバドミントン選手として世界で活躍している梶原大暉さんにお話を伺いました。
―パラバドミントンとはどのようなスポーツですか?また、始めたきっかけは何ですか?
「車いす」2クラス、上肢・下肢障がいなどで分かれる「立位」4クラスの計6つのクラスで、選手それぞれが自分の身体の特性を活かした戦術、動き方で対戦する競技です。車いすクラスでは、車いすの操作も人によってさまざまなので、そこに注目するとさらに面白い競技です。
自分は、中学2年生の夏に交通事故にあい、車いす生活になりました。実家から近い体育館でパラバドミントンチームが活動しており、そのチームの練習を見学したことがきっかけで、この競技を始めました。
―静岡市でどのような活動をされていますか?
静岡市は2020年にパラバドミントンのサポートシティとなり、日本パラバドミントン連盟とともに、競技の普及活動に力を入れてくれています。自分も市内の小学校に訪問し、児童の皆さんにパラリンピックの話をしたり、デモンストレーションを見せたりするなど、競技の魅力を広める活動をしています。こどもたちが明るく接してくれるので、元気をもらっています。
―静岡市で初めてパラバドミントンの国際大会を開催します。大会に向けての意気込みをお願いします。
いつもたくさんのご声援をありがとうございます。今回、国際大会ということで、市民の皆さんに海外選手との対戦や応援の雰囲気を間近で観ていただけることがとても嬉しく、楽しみです。
観に来てくださる方々に、勇気や元気を与えられるようなプレーをしますので、ぜひ熱いご声援をよろしくお願いします!
