イベント 特別展「刻された古代日本の書」

「のちの世につたえたい。」
古代人の思いをのせておだやかにのびやかに刻された日本の金石文(きんせきぶん)の展覧会を開催します。

古くから人は、後世まで永く残したいことを、石に刻したり金属に鋳込(いこ)んだりして記録してきました。石に刻した文字を「石文」、金属に鋳込んだ文字を「金文」といい、あわせて「金石文」といいます。
本展では、日本の金石文に焦点を当て、仏像の背に刻された造像の由来や故人の墓誌、名刹(めいさつ)の門の扁額(へんがく)や灯台に鋳込まれている銘など、日本を代表する金石文を優れた拓本で紹介します。
文字の表情から日本金石の魅力を、ぜひ感じてください。

とき:9月5日(金)〜10月19日(日)
ところ:道風記念館
費用:一般500円、高校・大学生300円、中学生以下無料

▽講演会
とき:9月28日(日)13時30分〜15時
内容:演題「日本金石文拓本から見る書法と真偽」
講師:岐阜女子大学特任教授・伊藤滋
定員:70人(抽選)
申込み:9月12日(金)までに、市ホームページからか、電話で道風記念館へ

道風記念館
【電話】82-6110
ID:1037435