文化 文化財シリーズNo.84

■初めての移動道具…幼児用三輪車
晴れた日、公園に行くと三輪車やキックバイクに乗った幼児を見かけますが、幼児用の乗り物といえば、三輪車を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
三輪車は大きめの前輪1つと小さめの後輪が2つ付いた形です。一般的に1歳半ごろから4~5歳ごろまで長期間にわたり使用する遊具です。最近、乳幼児用には、三輪車の椅子の後部に手押し棒が付いた商品があり、ベビーカーの代わりとして活躍しています。
三輪車を使うことにより、上半身をまっすぐ保ちながらペダルをこぐことで、腰回りの筋力が鍛えられます。そして3つの輪があることで安定が良く、簡単に乗ることができます。三輪車は、平地での使用が想定されており、坂道で乗るとブレーキが付いてないので危険です。
一方、年々見かけることが多くなっている幼児用遊具にキックバイクがあります。日本で発売されて、約10数年が経過し、三輪車から現代の幼児用遊具として定着しつつあります。キックバイクは、自転車のようにまたがって乗り、足で地面を蹴って進むペダルのない幼児用の二輪遊具です。遊びながらバランス感覚を覚える為、自転車へはやく移行することができるといわれています。

◇三輪車・キックバイクの使用上の注意点
遊具なので公道で使用することはできません。

・写真
令和3年4月に統合するまで南部保育所で使用していた三輪車です。
所蔵:美浜町教育委員会
※詳しくは本紙をご覧ください。

問合せ:生涯学習課
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