- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県
- 広報紙名 : 県政だより みえ 令和7年9月号
県内のDXが進むことで、県民の皆さんの時間や心にゆとりが生まれ、家族や仲間と過ごす時間、趣味や学びに充てる時間が増えることが期待できます。また、職場の業務効率化が進み、人手不足の解消につながることも期待できます。
県では、県民の皆さんの心豊かな暮らしにつなげるため、DXを推進する取り組みを実施しています。
■デジタルツールが農福連携※の架け橋に
みえDXセンターへの相談をきっかけに、人手を必要としている農家と、障がい者の活躍の場を広げたい福祉施設との想いがつながりました。
農業を支える働き手の確保と、障がい者の活躍の場の創出にデジタルツールが活用されています。
※農福連携…障がい者などが農業分野で活躍することを通じ、自信や生きがいを持って社会参画を実現していく取り組み。
■DXって何だろう?
DX(デジタルトランスフォーメーション)とは、デジタル技術を活用して、私たちの暮らしや仕事のあり方をより良く変えていく取り組みのことです。
少子高齢化や人口減少などにより、将来的に働き手が不足することが懸念されています。こうした課題に対応するため、県ではデジタル社会の実現に向けたさまざまな取り組みを進め、「誰もが住みたい場所に住み続けられる三重県」をめざしています。
■DXに関するご相談は「みえDXセンター」へ
「みえDXセンター」は、県が設置しているDX推進のための相談窓口です。
県内外の専門家(みえDXアドバイザーズ)や先進的な企業(みえDXパートナーズ)、関連機関と連携し、県民の皆さんや事業者、行政機関のDX推進に向けた相談対応や情報提供を行っています。
DXに関心のある方は、ぜひ「みえDXセンター」をご活用ください。
・県民の皆さん
・県内事業者の皆さん
・行政機関(県・市町)
↓
STEP(1)
相談(専用ウェブサイト「みえDXセンター」から申請)
STEP(2)
ご相談内容に応じて適切な専門家や企業などを紹介
相談内容を「みえDXセンター」で聴き取り後、必要に応じ、適切なアドバイザー・パートナーを選定。
・みえDXセンター
みえDXアドバイザーズ(14人)
みえDXパートナーズ(11社)
※令和7年8月現在
↓↑ 連携
専門支援機関など
STEP(3)
課題解決に向け面談などを実施(1案件上限3回)
■県民の皆さんがDXに取り組むための「第一歩」を踏み出すことを応援しています!
▽協力企業や支援機関とのマッチング
デジタル技術の利活用などのご要望に応じて、みえDXアドバイザーズ、みえDXパートナーズや専門支援機関との橋渡しを行っています。
▽セミナー・ワークショップの開催
DXをテーマにしたセミナー・ワークショップを開催しており、今年度はより実践的で、皆さんに「できる」を実感していただけるようなワークショップを開催する予定です。
詳細は随時、県ウェブサイトなどでご案内します。
ぜひ、ご参加ください。
▽デジタルデバイド対策
“誰一人取り残されないデジタル社会”を実現するため、主に高齢者を対象に、市町などと連携しスマートフォンの基本的な操作などの講座を実施しています。
■「DXに関する悩み」お気軽にご相談ください!
~これまで「みえDXセンター」に寄せられた相談の一例~
・農福連携を進めるにあたって、施設利用者の作業範囲を広げていくためにデジタルを活用したい。どのように進めていけばいいか相談したい。
・経理や人事、総務などのバックオフィス事業のデジタル化について相談したい。
・SNSを活用して効果的な発信をしたいので、アドバイスがほしい。
・デジタルが得意でない職員に基本的な使い方やルールを教えたい。何から始めればいいか相談したい。
▽DXに取り組んでいる県内企業などの事例を紹介しています
・デジタルツールを活用した地域住民への避難情報などの素早い伝達や、テレワークの推進など、身近なDXの取組事例を県ホームページでご紹介しています。ぜひ、ご覧ください。
DXに関する困りごとがありましたら、「みえDXセンター」を積極的にご活用ください。
相談は予約制で、専用ウェブサイトから随時受け付けています。
詳しくは「みえDXセンター」で検索
問合せ:総務部 デジタル戦略企画課
【電話】059-224-3086【FAX】059-224-2520【E-mail】[email protected]