- 発行日 :
- 自治体名 : 三重県桑名市
- 広報紙名 : 広報くわな 令和7年11月1日号
文化は豊かな人生を送るために必要な要素の一つ。
市内では、桑名市文化協会を中心に多くの人がさまざまな文化活動に取り組んでいます。
今月はその中から、桑名少年少女合唱団と若手演劇集団Cブレンドを紹介します。
■市民の文化創造と豊かな地域社会を育む桑名市文化協会
文化活動を行う個人や団体をサポートする桑名市文化協会。毎年10月から12月にかけて行われる「桑名市民芸術文化祭」や1月の「新春六華苑祭」を開催しています。協会には、文学、美術、音楽、芸能(芸能、詩吟、洋舞)、演劇、茶華香道、社会文化、趣味教養、子ども文化の11部門があり、主に市内で活動する団体や、市内に居住または勤務・通学する個人であれば誰でも入会することが可能です。ホームページでは各団体の活動内容や公演会・イベント情報を紹介しています。鑑賞したい人、参加したい人はチェックしてみてください。
「桑名市民芸術文化祭が開催中!」
■歌って踊って楽しく自由に音楽を表現
『桑名少年少女合唱団』
教えてくれたのは…代表小森節子(せつこ)さん
ソリストとしてリサイタルをはじめオペラやコンサートに多数出演している小森さんが、平成4年に設立した「桑名少年少女合唱団」。歌唱と共に踊りも取り入れ、ミュージカルのように体を使って音楽を表現し、子ども達の創造性・芸術性・人間性を伸ばしていくことをめざして活動を行っています。団員は小学1年生から高校生までと幅広く、先生が一緒に歌いながら丁寧に音程を教えてくれるので、小さな子どもでも安心して音楽を学ぶことができます。秋の「桑名市民芸術文化祭」、県内の「ジュニアコーラスフェス」、毎年行われる合唱団主催の発表会など、ステージやイベントで歌唱を披露する機会も多数あります。「子どもは歌の上達が早く、みんなの成長を感じられることがやりがいです」と語ってくれた小森さん。合唱団の活動状況はインスタグラムで発信。見学や体験も受け付けています。
《過去の活動》
▽おんがく会
毎年3月に開催される桑名少年少女合唱団主催の「おんがく会」。
▽フラワーコーラス演奏会
桑員地区合唱団の合唱フェスティバルに出演しました。
問合せ:桑名少年少女合唱団
練習場所:パブリックセンターまたは修徳まちづくり拠点施設
練習日時:毎週土曜
13:00~14:15(ジュニア)
14:30~16:45(シニア)
【電話】21-6302
■市内各所で上演「日常密着ファンタジー」
『演劇集団Cブレンド』
教えてくれたのは…代表 相原千景(ちかげ)さん
本市を拠点とする「演劇集団Cブレンド」は、元高校演劇部顧問の相原さんが教え子らと平成19年に結成。型にはまらない「空間芸術としての演劇」を特徴とし、古民家やお寺の境内、九華公園などユニークな場所を舞台に芝居を上演してきました。作風のテーマは「日常密着ファンタジー」。クスっと笑えたりじんわり心に染みたり、肩の力を抜いて楽しめる「生活の中の小さなドラマ」を表現しています。団員は30代を中心とした会社員や主婦などで、子育てや仕事を両立しながら活動。アトリエにベビーベッドを置くなど、団員が演劇を続けられる環境を大切にしています。「目標は、みんなそれぞれの生活とともに楽しく演劇を続けていくことです。コロナ禍でも写真と音声を組み合わせた映像作品や朗読公演で活動を継続してきました。今後は公演回数を増やし、演劇の楽しさを地域の人に届けることをめざします」と、展望を語ってくれた相原さん。Cブレンドの挑戦はこれからも続いていきます。
《過去の活動》
▽「女子部屋(じょしシェア)」
シェアハウスで暮らす女の子たちの物語「女子部屋(じょしシェア)」は、本物の民家で上演されました。
▽「鬼サミット」
鬼が島に集まった鬼たちが現状と今後について議論する「鬼サミット」。西念寺を舞台に開催されました。
問合せ:演劇集団Cブレンド
活動拠点:atelierC(赤須賀526-54)
練習日時:毎週金曜
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問合せ:この記事については秘書広報課
(【電話】24-1492【FAX】24-1119)
