くらし 防災のススメ

～今日から始める地震への備え～
福知山市の周辺には、活断層がいくつもあります。大きな地震がいつ起きてもおかしくありません。防災で一番大切なのは、日ごろから「備えること」。もしもの時に命を守るために、まずは日々の暮らしの中で少しずつ「防災」を始めませんか。

■自宅でできる防災「危ない!」を減らすために
◆すべての部屋でしておきたいこと
○家具の配置を見直す
ケガの防止や避難を考えて、机の下、大きな柱のそばなど安全なスペースを確保しましょう。家具は、倒れても出入口をふさがない位置に置きましょう。
収納の工夫も有効です。重い物や割れやすい物は下段、軽い物は上段に入れると、地震に強い収納方法になります。

○大型家具・家電は転倒防止を
ネジで壁に固定するのが一番効果的です。穴を開けられない場合は、突っ張り棒タイプの器具でも効果があります。

◆寝室でしておきたいこと
○眼鏡や杖、携帯電話は近くに
行動を助ける大切なものは、就寝中もすぐ手が届く場所に置きましょう。

○移動に備えてはき物や明かりも
散乱物から足を守るため、スリッパやスニーカーを寝室に用意しておきましょう。
夜間の停電に備えて、バッテリー式の感知足元灯が寝室や廊下、階段にもあると安心です。足元灯がない場合は、手が使えるようにヘッドライトがあると便利です。

■災害時に役立つ機能、知っていますか?
◆電話が通じないときの安否確認
「災害用伝言ダイヤル(171)」をダイヤル、電話番号を入力するとメッセージの録音や再生ができます。いざという時のために、家族や知人間でキーとなる電話番号を決めておくと安心です。また「福知山市防災」アプリでも安否確認ができます。
【電話】171

◆防災行政無線を聞き逃したら?
「福知山市防災」アプリやテレフォンガイドシステム(電話)で、放送内容を聞き直せます。

○防災アプリのダウンロードは二次元コードから
※二次元コードは本紙をご覧ください。

○テレフォンガイドシステム
【電話】0120-25-2978

■地震などに備えたJアラート試験
11月12日(水)11時
緊急時に迅速・確実な情報伝達を行うため、防災行政無線の試験放送が実施されます。
戸別受信機やFM緊急告知ラジオも起動しますので、起動確認をしてください。
放送内容：「これは、Jアラートのテストです。」×3回

問合せ：危機管理室
【電話】24-7503【FAX】23-6537