くらし 未来の安心は今の管理から 「空き家の放置」が生むリスク

■空き家率(出展:「住宅・土地統計調査」)

空き家は放置すれば管理責任を問われる「負の資産」になりかねませんが、早めに対策を講じることで「財産」として生かす道が開けます。
空き家の放置のリスクと相談の大切さを紹介します。

■舞鶴市の4軒に1軒は空き家
令和5年度の調査によると、舞鶴市の空き家は約9,500軒。およそ4軒に1軒が空き家という状況です。この問題は、もはや誰にとってもひとごとではありません。

■空き家の管理の責任
空き家は個人の大切な財産である一方「最後まで管理する責任」が伴います。もし管理が行き届かず、壁の崩落や瓦の飛散などで他人にけがをさせてしまった場合、所有者がその責任を負わなければなりません。
また、管理不全とみなされると、行政からの指導対象となる場合もあります。

■使えるうちに活用を
家は人が住まなくなると、驚くほどの早さで傷みます。放置が長引くほど修繕費は高額になり「いざ活用しよう」と思った時には、手遅れになっていることも少なくありません。
あなたが家を探す立場なら「最近まで手入れされていた家」と「10年放置され傷んだ家」のどちらを選びますか。家を選ぶ側の視点に立つと、早めの対策がいかに大切かが見えてきます。
大切な思い出の場所を、地域の「負債」に変えないために、まずは一度、市の窓口やお近くの不動産業者へ相談してください。

問合せ:
住宅課【電話】66-1050
ふるさと応援課【電話】66-1085

■空き家の活用に困ったら…
舞鶴市では空き家の管理・活用をサポートするための「空き家ガイドブック」を作成しています。この機会に所有の空き家の今後について検討してみませんか。

■不動産の活用方法
空き家の所有者が取ることができる対応は、大きく分けて次の6つです。
選ぶ項目によって、具体的な対応内容や注意点が異なるので、それぞれの特徴を良く理解しておくことが大切です。

詳しくは空き家ガイドブックで。下コードからアクセス可。
※二次元コードは本紙をご覧下さい。

■不動産のプロに聞く!空き家と「家族の未来」
不動産の現場では、ご両親が亡くなられた後に相談に来られる人がほとんどです。しかし数年放置された家はシロアリ被害などで傷み、いざという時に活用できない「手遅れ」の状態になっていることも少なくありません。
不動産業者への相談は、必ずしも「すぐに売る」ためだけではありません。将来その家に住む可能性があるか、今のうちにどんな手入れが必要かなど、選択肢を広げるためのアドバイスも行っています。また、私たちは修理を担う専門業者や、相続手続きの専門家などをつなぐ「困り事の総合窓口」でもあります。大切なのは、ご両親が元気なうちに家族で会話をしておくことです。「舞鶴の家をどうするか」を重く考え過ぎず、将来を見据えて軽く共有しておくだけで、その後のトラブルは大きく減らせます。早い段階で相談いただければ、より良い活用の提案も可能です。大切な資産を守るために、ぜひ早めの一歩を踏み出してください。

まずはご相談を!
公益社団法人京都宅地建物取引業協会 第七支部 支部長
名取貴春さん

担当:住宅課、ふるさと応援課