- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府亀岡市
- 広報紙名 : 広報かめおか 令和8年2月号(第055号)
■オープンイノベーションセンター・亀岡
先端科学大×商工会議所×亀岡市がタッグ! 地域を動かす、共創の軌跡
京都先端科学大学の京都亀岡キャンパス内にある「オープンイノベーションセンター・亀岡(OICK(オイック))」は、大学・企業・行政が連携し、地域の未来をデザインする産学官連携の重要拠点です。次世代モビリティ(EV)やITを活用した新しい農業(スマートアグリ)の研究、若手経営者による新たなビジネス創出など市民の暮らしを豊かにする多彩なプロジェクトが日々進められています。
今回は、地域の若い力と共に挑んだ手作り電気自動車レースと、最新技術で農業の新たな形を目指す「かめおか先端野菜」の2つの取り組みを紹介します。
◇夢を乗せて走る!南丹高校生が挑んだ鈴鹿サーキット
OICKの充実した設備を学生に活かしてほしいという思いから、南丹高校工学クラブとの手作り電気自動車レース「2025Ene‐1(エネワン)SUZUKAChallenge」」に向けた取り組みが始まりました。
生徒たちはOICK技術員の中村(なかむら)さんの指導を受け、放課後や夏休みを車作りに捧げました。
12月のレース本番の第一走目では悪天候や電池の接触不良に見舞われ惜しくもリタイアとなりましたが、部員全員で原因を考え、応急処置を施したことで、その後のチャレンジで見事サーキット1周を達成しました。
中村(なかむら)さんは「生徒が自ら動く姿に成長を感じた」と笑顔で語り、工学クラブ顧問の榊原(さかきはら)先生もチームで大きな目標を成し遂げることの大切さを学んだ生徒の将来に期待を寄せます。来年は同レースで「3周完走」が目標です。
OICKは今後も学生の挑戦を支える場として、若者の夢を全力で応援していきます。
OICK 中村(なかむら)さん
この設備を今後も多くの学生の挑戦の場にしていきたいです。
工学クラブ部長 藪一輝(やぶ かずき)さん
Ene-1ドライバー 小西蓮(こにし れん)さん
工学クラブ副部長 勝野響輝(かつの ひびき)さん
当日は悪天候や故障などトラブルもあったけど去年達成できなかったサーキット1周を達成できてほっとしました!
来年は3周完走を目指します!
工学クラブ顧問 榊原(さかきはら)先生
今回の経験や学びを忘れず、自己実現につなげていってもらえたら嬉しいです。
◇地域農業の未来を拓く!かめおか先端野菜
最新技術で野菜を栽培するOICKのスマートアグリハウス(SAH)では、京都先端科学大学の佐藤特任教授とともに、最先端技術を活用した「かめおか先端野菜」の研究が進んでいます。
この研究は、ベテラン農家の「技」をデータ化し、誰もが高収益農業に挑戦できるを仕組みを作ることで、次世代へつながる新しい農業の形を目指しています。
ハウス内ではコンピューターやセンサーなどで複合環境制御を行い最適な生育環境を維持しています。さらに、葉菜棟では基本的に無農薬で育てるなど、おいしさと安全・安心の両立を目指しています。
2月は、冬でも真っ赤に実った甘いトマトのが収穫が始まりました。ここで収穫されたこれらの野菜は直売所「佐伯の里」で販売され、週末には売り切れるほどの人気です。
OICKのSAHがお届けする「未来の農業」の成果をぜひ食卓で味わってみてください。
京都先端科学大学 佐藤(さとう)特任教授
最新技術で農業を誰もが活躍できる仕事に!大規模農場を作り、地域に新しい雇用と活力を生み出したいです。
