くらし 本を読んで心を豊かに―4月23日から5月12日はこどもの読書週間です―(1)
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- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府木津川市
- 広報紙名 : 【京都府木津川市】広報きづがわ 2025年5月号
■4月から中央図書館が改修工事を終え、開館しています!ぜひ、お気に入りの図書を見つけに気軽にお越しください!
近年はスマートフォンやタブレットの普及が進み、インターネットやSNSなどのコミュニケーションツールが多様化しています。
その生活様式の変化は読書活動にも影響し、スマートフォンなどを使用する割合が急激に増加するなかで、不読率(1か月に1冊も本を読まないこどもの割合)も全国的に年々増加傾向にあります。全国学力テスト(平成29年度と令和4年度)のアンケート調査によると、市内小学生の読書時間は、全国平均と比べてやや多い状況ではありますが、読書が好きである割合は、全国平均と比べやや低く、平成29年度と比べると割合は減少しています。
▽小学校6年生のアンケート
・学校授業時間以外に、普段1日あたりどれくらいの時間読書をしますか?
・読書は好きですか?
※数値はアンケートから一部抜粋
こどもの読書活動は、こどもが言葉を学び、感性を磨き、表現力を高め、創造力を豊かなものにし、人生をより深く生きる力を身に付けていくうえで欠くことのできないものです。(「こどもの読書活動の推進に関する法律」における基本理念より)
こどもたちが豊かな未来を創造していくために、市では「木津川市子どもの読書活動推進計画」を策定するなど、こどもたちがより多くの本に親しみ、読書の習慣を身に付けられるように、環境の整備や新たな取り組みを進めています。
▽図書館の状況
(令和6年3月末時点)
▽具体的な取り組み
・子育て支援センターやつどいのひろばでの絵本の読み語り
・児童館に図書コーナーを設置し、定期的に本を購入
・小学校入学時に「図書館スタートセット」を配布
・毎月の広報でオススメの本や各図書館のイベントを紹介する図書館だよりを掲載(5月号は3ページで紹介)
・電子図書館の共同運用など