- 発行日 :
- 自治体名 : 京都府井手町
- 広報紙名 : 広報いで 令和8年1月号 No.640
あけましておめでとうございます。よいお正月を過ごしておられることと思います。
さて、今月は、「心理的安全性」について考えてみたいと思います。
「心理的安全性」とは、もともと職場などの組織運営で使われることばで、組織の中で自分の意見や気持ちを安心して表現できる状態のことを指します。
子育ての観点で考えると、こどもが自分の意見や気持ちを安心して表現できる状態となりますが、家庭や集団においてこどもが受け入れられていると感じることがその根本となります。「心理的安全性」が高まると、自分自身を肯定的に捉えられるようになり、自立する力が育まれます。また、人とのつながりを積極的に求めることができるなどコミュニケーション力が高まるのです。
では、「心理的安全性」を高めるためには具体的にどのようにすればよいのでしょうか。
(1)感情を受け止める
こどもが何かに対して、すねたり、泣いたりしている場合、つい「そんなことでいつまですねているの(泣いているの)」と言ってしまいがちですが、言われたこどもは否定されたと自分の気持ちにふたをしてしまいます。「くやしかったのね」「悲しかったのね」とまずは受け止めてもらうことはこどもの安心につながります。「でも、おもちゃを放り投げるのはやめようね」など言いたいことはその後に伝えましょう。
(2)失敗を責めない
こどもが失敗したら、ついつい注意してしまいがちですが、こどもは失敗したということで既に傷ついています。そこでさらに注意されると、次の挑戦に自信が持てなくなってしまうかもしれません。「失敗してもいいんだ」と感じることでこどもは安心します。また、「どうしたらよかったかな」と失敗の原因を一緒に考えてあげるのもよいでしょう。
(3)信頼し、尊重する
こどもを無条件に信頼し、尊重することが大切です。こどもがしてくれたことに素直に感謝の気持ちを伝えるなど、こどもとおとなが対等な関係を築くことはこどもの尊重につながります。また、家庭内でこどもが自由に意見を言える環境を作ることも効果的です。
こどもが社会で自立して、まわりの人と仲良く生きていけるよう、できることから始めてみてはいかがでしょうか。
問合せ:こども家庭センター
【電話】82-3415
