- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府岸和田市
- 広報紙名 : 広報きしわだ 2025年6月号
■何度来てもおもしろい!!きしわだ自然資料館の魅力
1階には、水槽コーナーや企画展・講演会・講座などの会場になる多目的ホール、ミュージアムショップがあり、2階では、岸和田市を中心とした大阪南部・泉州地域の自然を、たくさんの実物標本や模型、ジオラマなどで紹介しています。3階には、当館ができるきっかけになった野生動物の剥製の展示のほか、図書コーナーもあります。
▽魅力1 化石標本展示コーナー(2階)
まず目を引くのが、大迫力のナウマンゾウ全身骨格レプリカ。1969年に北海道中川郡幕別町で発見された化石をもとに復元されたもので、頭の骨などを除いたほぼ一頭分の骨がそろって発見されており、オスのナウマンゾウの全身骨格化石としては、日本で一番よくそろっているといわれています。
また、恐竜時代の海の王者として知られるモササウルスの実物化石や復元骨格レプリカも来館者の人気を呼んでいます。
▽魅力2 剥製展示コーナー(3階)
ライオン、トラ、クマ、キリン、シマウマ、オオカミ、シカ、鳥類…、その数200点以上!
牙をむき出した猛獣たちの表情は迫力満点で、今にも唸(うな)り声が聞こえてきそうです。
「2階では、1994年に流木町で発見されたキシワダワニの化石(レプリカ)も展示しています!」
▽魅力3 水槽展示コーナー(1階)
市民による魚の持ち込みなどがきっかけで水槽を置きはじめ、1999年に淡水魚展を開催。そこから本格的な水槽コーナーができました。今では魚だけでなく、二ホンヒキガエルやナガレヒキガエル、マホロバサンショウウオ、アカハライモリ、そして人気沸騰中のウミウシを展示しています。黄色の体と愛くるしい表情のコンゴウフグは自然資料館の人気者です。
「ウミウシの常設展示はとても珍しいのでぜひ見に来てください!」
▽魅力4 体験型講座
日曜日・祝日を中心に、さまざまな室内・野外講座を開催しています。なかでも、当館生まれの「チリメンモンスター実習」の人気は全国に広がっており、市外のみならず府外から来られる方もたくさんいます。
チリメンモンスター実習は、ちりめんじゃこに混じるさまざまな生き物(チリメンモンスター)を探し出すことで、海の生き物の多様性や環境、食生活など身近な海や暮らしに関する学びを提供する体験型学習プログラムです。
「チリメンモンスター実習の魅力は、なんといっても「探す」「より分ける」という誰もがワクワクする作業に没頭できる点にあります。子どもから大人まで大人気の実習です。」
[体験者の声]
貝塚市から参加しました。1時間あっという間で、とても楽しかったです。エビを見つけて嬉しかったです。また参加したいです!
問合せ:合自然資料館
【電話】072-423-8100【FAX】072-423-8101