文化 自然遊学館

■EXPO2025共創チャレンジ協賛行事 アマモ場の生きもの観察
アマモ場に生息している魚や海の生きものを観察してみましょう。
日時:7月6日(日)午後1時~3時30分(小雨決行・大波中止)
集合:自然遊学館
対象:小学生以上で泳げる方
定員:20人(小中学生は保護者同伴。多数の場合は抽選)
締切:6月22日(日)までに住所(番地以下不要)・氏名・学年を記入しメール・窓口で

■生きものだいすき!「ヒバカリ」
◯大きな誤解
猛毒をもっていて、かまれたら命はその日ばかり…
そんな逸話から「ヒバカリ」という名前がついたヘビがいます。しかし、実際は猛毒どころか無毒のヘビで、あまりかみつくことはありません。どんな行き違いがあったのかわかりませんが、大きな誤解が名前にまで及んでいます。
ヒバカリは日本の固有種で、本州・四国・九州に生息しています。平地から低山地の水辺で暮らしていて、泳ぎも上手く、小魚・カエル・オタマジャクシ・ミミズなどを食べます。口元から首にかけて襟のような黄白色の部分があるのが特徴です。小さなヘビで成体になっても40~60cmにしかならず、鉛筆ほどの太さでとてもかわいらしいヘビです。
さて、ヘビに手足はありませんが、実はまぶたもありません。目が開きっぱなしの状態です。開きっぱなしの目でにらまれると人間は恐怖を感じるのかもしれません。しかし、日本でヘビの方から人を襲ってくることはまずありません。人を怖がったヘビが身を守るために攻撃してくるだけです。手足がなく、うろこに覆われた体で、まばたきせずに、こっちをにらんでくる恐ろしい生きもの、それ自体が大きな誤解なのです。ヒバカリは夏になれば活動が活発化します。小さくかわいらしいヒバカリに出会ったら、大きな誤解を解くチャンスかもしれません。

問合せ先:自然遊学館
【電話】072-431-8457
【メール】[email protected]
火曜休館