- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府田尻町
- 広報紙名 : 広報たじり 2025年11月号
0歳から15歳の子どもたちがともに学び、ともに成長する教育をめざして
■小中つながる学びの視点~切れ目のない学びをめざして~
9月9日、中学校で行われた公開授業に、小学校教員も参加しました。これは、たじり一貫教育の理念のもと、小学校と中学校の学びのつながりを意識した教育を推進していくことを目的とした取組みになっています。
授業を参観した教職員たちは、教科指導だけでなく、生徒との関わり方や教室の雰囲気にも注目し、「中学校ではこう教えているんだ」「小学校でもつなげられる工夫がある」といった気づきを得ていました。授業後には意見交換会が行われ、日ごろの取組みや生徒の育ちについて、校種を超えた意見が交わされました。
■秋の恵みに感謝して~稲刈りでつながる心と体験~
10月6日、秋空のもと、町内の田んぼで、エンゼルの5歳児と小学校3年生が一緒に稲刈りを体験しました。この活動は、たじり一貫教育の一環として、年齢の異なる子どもたちがともに学び、育ち合うことを目的に行われています。
稲穂を刈るときの真剣な表情、刈り取った稲を一緒に運ぶ姿、お兄さん・お姉さんがやさしく声をかける場面など、子どもたちの成長を感じる場面がたくさん見られました。
体験を通じて、「伝える」「助ける」「感謝する」という心の育ちが自然な形で育まれていきます。
刈り取った稲は、乾燥・脱穀の後、給食などでいただく予定です。子どもたちは、食べ物がどこから来るのか、どんな苦労があるのかを体験を通して学びました。
たじり一貫教育では、これからも育ち合う・支え合う・つながり合う学びの場を、地域とともに創り続けていきます。
これからも園・小・中の「つながる」取り組みを発信していきます!
園・小・中の取り組みはこちらからご覧ください。
※二次元コードは本紙をご覧ください。
