- 発行日 :
- 自治体名 : 大阪府河南町
- 広報紙名 : 広報かなん 令和7年6月号
3月26日(水)、千早赤阪村くすのきホールにて「南河内地域2町1村未来協議会」が開催され、令和6年度の取組の進捗状況の確認や今後の取組の方向性について協議されました。今回は、会議で協議された内容を紹介します。
■「南河内地域2町1村未来協議会」ってなに?
急激な人口変動の中、府内町村が将来にわたって持続的かつ安定的に住民サービスを提供できるよう、令和5年度から、南河内地域2町1村がより連携し、共同で行財政改革や公民連携、さらなる広域連携に取り組むとともに、選択肢の一つとして合併についても検討を深め、この地域のさらなる発展・成長をめざすため、首長が参画する南河内地域2町1村未来協議会を設置しました。
■これまでの取組について
・2町1村の将来のあり方について、「事務の委託・その他の連携」、「機関等の共同設置」および「市町村合併」の人的・財政的効果、その他の効果と課題を比較検討した結果、市町村合併は行財政基盤強化に対する効果が大きく、より大きな規模での市町村合併が有力な候補となり得ることがわかりました。
・広域連携の取組については、職員採用試験や採用予定者交流会、職員研修、サイクリングイベントの共同実施、府主催イベントへの共同出展に取り組んだほか、共同での民間企業との連携協定締結、文化ホールの共同利用の推進にかかる発信など、新たな広域連携にも取り組みました。
・給食センターの将来的な集約化、入札参加のための事業者登録事務の共同実施、基幹系業務システムの標準化対応を契機とした事務の共同処理に向けて検討を進めることで合意し、実際に検討を開始するなど、将来課題の対応に向けた取組の具体化を図ってきました。
・市町村の将来像や進むべき方向性については、議会や住民と課題を共有しながらオープンな議論を行っていくことが重要であることから、「地域の未来予測」や将来のあり方検討、広域連携の取組について様々な情報発信を行うとともに、住民アンケートを実施して住民の意識や意見を把握することで今後の検討・議論に反映してきました。
■今後の方向性について
・令和7年度は近隣市の協力を得ながら、近隣市を含む市町村合併について引き続き検討していくとともに、市町村合併の調整コストについても、どういった課題があるか、調査検討していきます。
・単独での取組や広域連携については、令和6年度までの検討内容を踏まえ、引き続き検討を行い、課題を先送りせず取り組めるところから速やかに実施します。
・未来協議会の取組や協議内容にかかる広報を強化するとともに、住民アンケートなどを継続して実施していくことで、将来のあり方に関するオープンな議論を引き続き行っていきます。
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■「南河内基礎自治機能充実強化協議会」を設置
急激な人口変動の中、将来にわたって持続的に住民サービスを提供できるよう、2市2町1村(羽曳野市・大阪狭山市・太子町・河南町・千早赤阪村)と大阪府は、将来のあり方などについて検討・議論し、地域のさらなる発展・成長に資することを目的として、協議会を設置しました。協議会での協議・取組内容については、随時お知らせします。
《南河内地域2町1村未来協議会の住民アンケートに協力してください》
現在、南河内地域2町1村未来協議会では、地域の現状や将来像についての住民の皆さんの意識や意見をお聞きし、将来のあり方検討や地域の「目指す未来像」の議論を進めるために、令和6年度より住民アンケートを実施しています。
この度、3回目のアンケートを実施しますので、ご協力のほどよろしくお願いします。
◆第3回目アンケートはこちら
期待する地域の未来像などについて、ご意見をお聞かせください。
対象:河南町にお住いの方
回答方法:LoGoフォーム
回答期限:6月8日(日)まで
所要時間:3分程度
◆第1・2回目のアンケート結果
多くの皆さんにご回答いただきました。ご協力いただき、ありがとうございました。
第1回 回答数:1,122件
第2回 回答数:742件
※詳しくは広報紙P11のQRコードをご覧ください。
問い合わせ:まちづくり秘書課秘書企画係