くらし 【地域版】神戸県民センターからのお知らせ

■大雨シーズン到来! いざ!というときに備えよう
大雨による土砂災害や洪水被害が発生しやすい梅雨の時季。土砂災害の危険度や川の状況をリアルタイムでチェックできる「県CGハザードマップ」で身近な地域の防災情報を入手して、自然災害に備えましょう!

◆土砂災害に警戒を
六甲山系を抱える神戸市域には険しい地形が多く、身近に土砂災害の危険があります。

◇土砂災害とは
・土石流 流れる速さは時速20km~40km
山腹や川底の土砂が、豪雨などにより一気に下流へと押し流されます。

・崖崩れ 人家の近くで起きると甚大な被害に
豪雨や長雨などにより雨水が地面に染み込み、緩んだ崖が突然崩れ落ちます。 

・地滑り 発生すると広い範囲に被害が…
地下水などにより地盤の一部が広い範囲にわたってゆっくり滑り、移動します。

◇土砂災害防止法に基づく現地調査のお知らせ
2025(令和7)年度は長田区、須磨区において、土砂災害警戒区域等内で地形改変がないかの現地調査を予定しています。

問合せ:神戸土木事務所公園砂防課
【電話】078-737-2164【FAX】078-735-1362

◆川の安全な利用を
私たちの生活を支え、身近な存在である川も、時に増水し被害をもたらします。普段から次のことに気を付けて、川を安全に利用しましょう。

◇川を利用するときのルール
(1)川に行く前は、天気予報を確認しよう。
(2)川に着いたら、増水した時の避難ルートを確認!
(3)川に入っている時、雷が鳴ったり、急に空が暗くなったりしたらすぐに川から離れよう。
(4)持ち込んだごみは必ず持って帰ろう。

◇過去にはこんな災害も…
1938(昭和13)年7月の阪神大水害では、いくつもの川が氾濫、土石流が市街地を襲い、市全体での死者は616人、被害家屋は約9万戸に達しました。その後、さまざまな対策が施されましたが、被害を完全に防げないこともあります。自身の活動エリアの災害リスクを認識し、備えることが大切です。

問合せ:神戸土木事務所河川課
【電話】078-737-2157【FAX】078-735-1362

◇6月は「豊かなむらを災害から守る月間」です
神戸県民センターでは、防災パトロールを実施し、ため池や山地災害危険地区等の点検や防災体制の整備・指導を行います。この機会に防災意識を高め、災害から生活を守りましょう。

問合せ:
神戸土地改良センター農村整備課【電話】078-742-8362【FAX】078-734-6011
六甲治山事務所工務第1課【電話】078-742-8423【FAX】078-734-6021

■「JICAかんさい地球ひろば」で世界とつながろう!
JICA(ジャイカ)は、青年海外協力隊など日本政府が行う国際協力の実施機関。JICA関西の「JICAかんさい地球ひろば」では、カラフルな展示や3択のクイズボード、民族衣装の着用体験など、見て、触って、楽しく世界のことや国際協力、SDGsについて知ることができます。また、月替わりでさまざまなエスニック料理が味わえる食堂も。

■Information(イベント等は延期・中止の場合があります)
◆「六甲山の治山対策展」を開催
明治の森林再生、阪神・淡路大震災等の土砂災害、緑を取り戻すための治山ダムなどの工事をパネルと立体模型で紹介します。六甲山の過去・現在・未来を学び、防災意識を高めましょう。無料。
日時:6月11日(水)~7月10日(木)(月曜休館)
場所:六甲山ビジターセンター

問合せ:六甲治山事務所
【電話】078-742-8423【FAX】078-734-6021

■神戸版の問い合わせは
神戸県民センター県民躍動室総務防災課へ
〒653-8767 神戸市長田区二葉町5-1-32
【電話】078-647-9071【FAX】078-642-1010

■困ったとき、まずは[さわやか県民相談]へ
【電話】0120-16-7830(なやみゼロ)
携帯電話からは【電話】078-360-8511
平日(祝日等を除く)9時~17時30分