- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県神戸市
- 広報紙名 : 広報紙KOBE 2025年(令和7年)10月号
次世代に大切な森を引き継ぐための新たな取り組み、「森の未来都市 神戸」プロジェクトがただいま進行中。
市と企業・大学・NPO、市民の皆さんが協力して手掛けている、神戸産木材の最新トピックスを紹介します。
■まずは、触れてみよう!
◇自然の中で遊んで学ぶ一日 こうべ森の文化祭
六甲山をフィールドに活動する約30団体が大集合。森林資源を活用した工作や丸太切り体験、コンサートなど、子どもも大人も楽しめるプログラムがいっぱいです。
日時:10月26日(日)10:00~15:00(雨天中止)
場所:再度公園
◇秋の里山を存分に満喫 キーナの森のクラフトDAY
森の中にある植物などを使ったリースづくりや草木染めなど、キーナの森の恵みを活かしたクラフト製作体験ができます。
日時:11月8日(土)10:00~15:00(小雨決行)
申込:ホームページで。10月22日(水)まで
◇「森林×デザイン」をテーマにした公開講座 ミライフォレストサークルvol.2
森林と社会をつなぐ次世代クリエイター育成を目指し、幅広い分野の講師による講座を行います。
日時:10月30日(木)19:00~21:00
場所:KOBE Co CREATION CENTER
料金:無料
申込:ホームページで。先着順
■使い方を考えよう!
◇神戸産木材の新ブランドが誕生 KOBE WOOD
神戸の森林・里山・まちを未来につなぐために誕生したブランド。製品には市の形を年輪になぞらえたロゴを付け、木の種類や伐採地の情報も記載しています。神戸産木材で作った家具などの製品化を進めています。
◇森林を地域で活かす新たな試み こうべ森と木のプラットフォーム
地域の森林や木に関わっている人・関わりたいと思う人がつながり、交流する場。さまざまな立場の人が意見を出し合い、森林の整備や木材の活用などに取り組んでいます。神戸の森林や木を体感できるイベントも開催。企業、団体、個人問わず参加できます。
◇地元産の炭で地産地消を KOBE備長炭
森林整備で伐採したカシの木を使って、備長炭をつくるプロジェクトが進行中。昨年末には約500kgの試作品を市内の飲食店などに配布して、製品化に向けて意見交換しました。近い将来、KOBE備長炭で調理したグルメが味わえるかも。
・焼き鳥のんちゃん代表 辻野さん
環境問題に関心があり、KOBE備長炭の試用に参加しました。備長炭で焼き鳥を焼くと香ばしく仕上がり、爆(は)ぜにくい炭で使いやすかったです。神戸のものを地元で使いたいなと思うので、今後に期待しています。
