文化 〔特集1〕未来へつなぐ三木の取組~大阪・関西万博を振り返る(2)~

■肥後守(ひごのかみ)×フランス 感性を融合させた新商品を堂々発表
◆『三木金物×フランスクリエイター』
▽肥後守新商品 お披露目イベント
・8月24日(日)

内閣官房に認定されているフランスとの交流事業として、フランスのデザイン集団「HALLHAUS」に所属する若手クリエイターのテディさんと永尾かね駒製作所がコラボし、1年半の歳月をかけて「肥後守」の新商品を開発。フランスパビリオンのイベントスペースで披露しました。伝統的な工芸品に海外の感性を融合させた新たな挑戦は、多くの来場者に驚きと関心を与えました。

■〔番外編〕フランスで三木をPR 国際交流の輪広がる
◇第51回クロミエワインとチーズの見本市
・4月11日(金)~14日(月)

フランス・クロミエ市で開かれた「ワインとチーズの見本市」にヨーロッパ以外の自治体として初めて出展しました。三木高校とクロミエ高校による国際交流プロジェクト「スーツケースプロジェクト」の紹介や、肥後守の新商品お披露目、日本酒の販売などを行い、7万5千人以上が来場する大規模イベントで市の魅力を発信しました。

■国際交流が生んだ新たな挑戦! 高校生たちによる「スーツケースプロジェクト」
◆『三木高校×フランス クロミエ高校』
▽ひょうごEXPO41「三木市の日」
・9月13日(土)

9月13日を「三木市の日」として関西パビリオンで特別イベントを実施しました。内閣官房に認定されているフランスとの交流事業として三木高校とフランス・クロミエ高校が共同で取り組んだ「スーツケースプロジェクト」※の成果発表や地域資源の紹介など、国際交流を象徴する取組を発信。学生たちが一体となって三木の魅力を世界へ伝える一日となりました。
※コンセプトは、世界を旅するスーツケースがPR大使となり世界へ発信。三木高校とフランス・クロミエ高校の生徒が、互いの国・地域を世界に発信するため、両国の著名人や両市の特産品などをスーツケースに描き発信するプロジェクト。

◇参加した学生にお話を聞きました
・三木高校 関根グスタボさん
万博で三木の魅力を多くの人に紹介できたことが、一番の思い出です。今回の活動を通じて、金物や山田錦の素晴らしさを改めて実感し、世界に誇れる地域だと強く感じました。これからも、誇りをもって地域の魅力を伝え続けていきたいです。

・クロミエ高校 エンゾ・パリスさん
スーツケースの制作は想像以上に複雑で大変でしたが、万博でこのプロジェクトを紹介できたことは私たちにとって忘れられない経験となりました。日本の著名人や文化を学びながら、塗装技術を磨けたことに感謝し、将来に役立てたいです。

■万博での経験を未来へつなぐ
大阪・関西万博での取組は、三木市にとって地域資源や伝統などを再確認し、新たな挑戦へ踏み出す大きな一歩となりました。市民や事業者の皆さんと一体で世界に発信した経験は、これからのまちづくりや国際交流、産業振興につながる貴重な財産です。この成果を未来へつなぎ、「チーム三木」としてさらなる魅力づくりに生かしていきましょう。

▽これまでの取組を市ホームページで公開中!
万博に関する取組を市ホームページでさらに詳しく紹介しています。未来を見据えたさまざまな取組をぜひご覧ください!
※本紙二次元コードよりご覧ください。

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問合せ:(市)縁結び課・商工振興課