- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県丹波市
- 広報紙名 : 広報たんば 2025年7月号
■Q.中学生とスマホ
Q.中学生の子どもが、スマホ等の視聴時間が長くなり、学校でも眠たい時間があるようで心配しています。朝はスッキリ目覚めるので、睡眠時間が短くてもいいのかと認識していましたが、夕食後うたた寝をしていることが増えています。中学生は何時間眠るといいのですか?
A.よい睡眠がとれているかどうかは、「だいたい同じ時間に眠り、学校生活に支障がない時間に朝起きることができているか」が一つの判断基準となります。小学生は9~12時間、中高生は8~10時間の睡眠が推奨されており、7時起床なら、23時に就寝すると8時間睡眠が確保できます。お子さんは夕食後のうたた寝でトータルの睡眠時間を確保していて、寝足りていない状況と思われます。睡眠不足が慢性化することで、登校困難や学業の遅れなど二次的な症状が生じやすくなります。一方で、現代はメディアとうまく付き合うことで、余暇活動が充実する時代です。無理に制限するとストレスにつながる可能性もあるため、休みの日や夕食までは自分の時間を楽しみ、夕方以降の眠気をやり過ごして眠くなったら床に就く、寝室にスマホ等を持ち込まないなど、眠りやすい環境づくりも大切です。
少しでも困ったことがあれば、こども家庭センター「おひさま」妊娠・出産・子どもの健康【電話】88-5750または家庭児童相談室・ヤングケアラー相談窓口【電話】88-5271まで相談ください。
問合せ:こども福祉課(ミルネ内)
【電話】88-5750