くらし すべての世代が愛着を持ち住み続けられる町に
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- 発行日 :
- 自治体名 : 兵庫県上郡町
- 広報紙名 : 広報かみごおり 令和7年8月号
このたびの町長選挙において、幅広い世代の町民の皆さま、特に将来を担う若い世代の皆さまからの温かいご支持を賜り、再び町政のかじ取り役を担わせていただくこととなりました。皆さまからの期待と信頼の重みを改めて深く受け止め、身の引き締まる思いでいっぱいです。これからの4年間、職員と心をひとつに、町民目線で物事を考え、全力で町政運営に取り組んでまいります。
■2期目の町政運営の主な目標
(1)「子どもや働き盛り世代をより応援する町」
子ども医療費の段階的な所得制限の撤廃や、給食費の完全無償化を目指し、子育て家庭の経済的な負担を軽減することで、未来を担う世代を力強く支援してまいります。
また、全国の女性や若者を惹きつける施策に取り組み、働く場の提供・住居の紹介や相談支援体制を強化し、移住・定住に向けた仕組みをさらに充実させます。
(2)「高齢者が安心して幸せを実感できる町」
見守り体制の強化に取り組みます。具体的には、防犯カメラの増設やGPS端末の購入補助により、認知症高齢者の早期発見・保護を図るとともに、警察とも連携した支援体制を構築します。さらに、SOS発信が可能な緊急通報体制の整備も進めます。
このほか、地域に寄り添う次のような取組も進めます。
弱者に配慮した公共交通の見直しや、農業を含む地域産業のブランド化、自然環境が地域経済と結びつき発展できるよう消費拡大に向けて販路開拓を進めます。
また、多くの住民の皆さまが不安を抱えている西有年・梨ヶ原地区に計画されている産業廃棄物最終処分場建設計画については、上郡町の類いまれな自然を大切にし、町民の生命と健康を守るため、計画阻止に向け全力で取り組んでまいります。
私の政治信条は、熱意と誠実さ、町民目線で考えること、そしてクリーンな政治の実現です。
どんな困難に直面しようとも何事も前向きに挑戦し、全国から注目を集める魅力あふれるまちづくりに取り組み、子どもから高齢の方まで、「すべての世代が愛着を持ち住み続ける町」を作っていきたいと考えております。
町の将来とともに、子どもや孫の世代の未来を背負っていくという大きな責任と覚悟を忘れず、日々皆さまの幸せの実現のために、町政運営に邁進する所存です。今後とも、町民の皆さまにはご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
令和7年8月上郡町長 梅田修作