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■きれいな音色に心癒される ~「イニスフリー室内アンサンブル」クラシックコンサート~
6月27日、28日の2日間、香住区中央公民館で、イニスフリー室内アンサンブルによるクラシックコンサートを開催し、661人が来場しました。
バイオリン2人、ビオラ1人、チェロ1人の弦楽四重奏とフルート2人、ピアノ1人の7人が「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」や「ラデツキー行進曲」などを披露し、来場者を魅了しました。
また、28日にはコンサート終了後にバイオリン、フルートの楽器体験会を開催しました。
2日目に親子3人で来場し、バイオリンの体験会にも参加した香住小2年の瀬戸浦みくさんは「どの楽器もきれいな音だった。自分でもきれいな音が出せて楽しかった」と笑顔で話しました。

■カヤックで山陰海岸ジオパークを散策 ~ジオカヤック体験会~
6月28日、29日、7月5日、6日の4日間、香住区下浜の三田浜海水浴場周辺で、カヤックに乗り、間近で香住海岸にあるジオサイトの魅力を体感してもらおうと「ジオカヤック体験会」が開催され、町内外から14人が参加しました。
参加者は、インストラクターからカヤックの乗り降りの仕方や漕ぎ方などの講習を受けた後、沖に向けて出発。須井洞門の見学や岩礁の間を通り抜けるなど約2時間、海上散策を楽しみました。
初日に参加した鳥取県岩美町の女性は「この体験会には初めて参加したがとにかく楽しかった。海上から眺める景色が素晴らしかった。来年もぜひ参加したい」と満足そうな様子でした。

■オリンピアンから学ぶ! ~オリンピアン藤沼亜衣さん卓球講習会~
6月29日、香住BandG海洋センターで「オリンピアン藤沼亜衣さん卓球講習会」を開催し、町内の小学生から一般まで計44人が参加しました。
アテネ五輪卓球女子シングルス日本代表で現在、卓球の普及活動を行っている藤沼亜衣さんを講師に迎え、参加者はフォアハンドやバックハンドなどの技術に加え、競技に対する心構えなどを学びました。
藤沼さんは自身の経験を踏まえ「一般的な考えを受け入れた上、自分で考えながらやることで、弱点も自分の強みに変えることができる」と語りました。
香住一中3年の藏野魁星(かいせい)さん(15)は「弱点を克服するためのコツが聞けて良かった。学んだことを生かしていきたい」と充実した様子でした。

■成長した姿で力強く報告! ~香住高校トロール漁業実習下船式~
6月30日、日本海でのトロール漁業実習のため、実習船「但州丸」に乗り込んでいた、香住高校海洋科学科オーシャンコースの3年生11人が、香住漁港東港に無事帰港し、保護者などに迎えられました。
生徒たちは今回の実習で、トロールによる漁業調査や漁獲物の選別作業、操船などを体験しました。
森澄実校長は「実習をやり遂げたことは大きな自信になったと思う。今後もさらに努力してくれることを期待している」と述べました。
生徒を代表して見方維吹(いぶき)さんは「初めてのトロール操業で不安や緊張もあったが、仲間と協力し合い、全員でこの1カ月間を乗り切ることができた」と充実した様子で報告しました。

■世界を魅了するパフォーマンスに大興奮! ~ミラクルイリュージョンサーカス~
7月12日、香住区中央公民館で、世界で活躍するパフォーマーが集う「チームパフォーマンスラボ」によるミラクルイリュージョンサーカスを開催し、親子連れなど約600人が来場しました。
クラウン(道化師)がコミカルな動きや声で来場者の心をつかんだ後、出演者たちはジャグリングや来場者参加型の皿回し、スリル満点な剣刺しマジックやローラーバランスなどを次々と披露。会場は笑いや大きな歓声に包まれました。
サーカスを目の前で初めて見たという川﨑蒼真(そうま)さん(8)は「面白かった。ローラーバランスでは高くて心配だったけれど、成功していてすごかった」と満足そうに話してくれました。

■「なんで」ではなく「せっかく」と考える ~有森裕子さん記念講演会~
7月19日、香住区中央公民館で、香美町スポーツ協会20周年を記念し、バルセロナ五輪・アトランタ五輪女子マラソン日本代表で2大会連続メダリストの有森裕子さんを講師に迎え「よろこびを力に…」と題した講演会が開催されました。
この日は、町内外から約400人が来場。有森さんは自らの幼少期ついて「他の人と比べてしまい、自分に自信が持てなかった」と明かし、恩師から掛けられた言葉や応援されたエピソードなどを踏まえ「応援は人間の最たるエネルギー。自分の存在意義を感じられるもの」と話しました。また「苦しいときでも『なんで』ではなく『せっかく』だからと考えてほしい」と来場者へ呼び掛けました。