- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県天理市
- 広報紙名 : 広報「町から町へ」 2025年12月号
モノも、人生も、地域も、社会も、幸せもすべて自分たちで、つくっていい。
■創作活動を通じた「こどもの新しい居場所」と「地域の賑わい」が始まります!
長年、地域の交流の場として親しまれてきた御経野児童館が、令和9年度を目途に、新しい役割を担って生まれ変わります。
現在の児童館の活動は令和8年より御経野コミュニティーセンターなどで継続予定です。
▼事業の概要
市とこどもの支援に関する包括連携協定を結んだ民間の事業者である「アトリエe.f.t.」が、行政だけでは実現が難しい「居場所づくり」と「地域を元気にすること」を両立させる事業を行います。
○e.f.t.カレッジオブアーツ(こどもの新しい学校・居場所)
活動内容:アートやデザインの活動を通して、「自分らしさ(自己形成)」と社会とのつながりをサポートし、「生きる力」を育みます。
○地域コミュニティの活性化(活動の拠点)
児童館の敷地内に誰もが気軽に集えるオープンスペースを設けます。
地域の皆さんが集い、賑わいを創り出しながら、地域全体でこどもたちを支える温かいコミュニティを育てます。
■「アトリエe.f.t.」の社会事業
▼まほうのだがしやチロル堂
貧困や孤独にあるこどもを支える魔法の駄菓子屋。「支援する側・される側の関係を無くす」発想で、大人の日常的な寄附と、こどもへの自然な支援を実現した新しい形のこどもの居場所です。
☆2022年グッドデザイン賞大賞受賞(内閣総理大臣賞)
▼トーキョーコーヒー
大人が楽しみながら教育について対話し、アップデートする場所。こどもにとっては個性やこどもらしさを尊重され安心して居られる場所を全国約400拠点で展開しています。
☆2025年キッズデザイン賞奨励賞受賞
■教育と地域が交わる拠点
e.f.t.カレッジオブアーツは、アートスクール以外にも地域活動の拠点としての役割も持っています。敷地の一部は、誰もが利用できるカフェ、公園があり、チャレンジショップや大人が集まる活動など、大人が暮らすことを楽しむ姿を表現できる場としての活動が展開されます。
e.f.t.カレッジオブアーツ
主宰 吉田田タカシ(教育者・デザイナー・ミュージシャン)
・企業・教員・PTA研修
今こそ大人が変わる時。大人のアップデート!
・アートスクール
中高生・大学生・大人が学び、誰もが本領発揮できるように個性・特性を活かして伸ばす。
☆高校卒業資格が取得できる高等部を設置
☆「翠山大学」サテライトキャンパスとしても開学予定(2027年4月開校予定の文部科学省認可の大学)
・コミュニティ活動
地域で子育て
大人もこどももつながる居場所
・交流スペース
地域活動の拠点
・カフェスペース
・こどもアトリエ
意欲・主体性・創造性生きる力を育む
■皆さんからの寄附金のお願い
御経野児童館の建物は、築約50年が経過し、老朽化が進んでいます。令和9年度の開校・開所に向けて、この施設を安全に、そして新しい事業に活用できるように改修・修繕を行う必要があります。また、事業を継続的に運営するための資金も必要です。未来を担うこどもたちの居場所を守り、地域全体を活気づけるこの重要なプロジェクトを成功させるため、皆さんの温かい支援をお願いします。
▼寄附の方法
本事業への寄附は、「創作活動を通じた『こどもの新たな居場所づくり』事業」として、本紙右記の方法で受け付けています。
▼ガバメントクラウドファンディング(GCF)による寄附
この寄附は「ふるさと納税対象」です。この寄附には、お礼の品はありませんが、寄附金控除が受けられます。
☆市民の皆さんもふるさと納税できます
☆12月10日(水)まで受付け
問合わせ:こども支援課
【電話】内線261・238
