くらし 冬の火災に注意!

気温が低くなり、空気の乾燥とともに暖房器具など各家庭での火気の使用頻度が高まり、火災が発生しやすい季節となりました。
加えて、年末年始の慌ただしさによって、注意力が散漫になりがちであることから、改めて火災予防意識の高揚を図り、火の取り扱いには十分注意しましょう。

■火災の発生と被害を防ぐために
◇コンセントや配線を見直す
タコ足配線や、コンセント周辺のほこりも出火の原因になります。定期的にチェックして清掃し、配線の交換や整理を行いましょう。

◇住宅用火災警報器を設置する
万が一火災が発生した時も、すぐに気づけば被害を最小限に抑えられます。「逃げ遅れ」を防ぐためにも、必ず設置しましょう。また、概ね10年で電池切れや電子部品の劣化により作動しないリスクが高くなるので、設置から10年を目安に交換しましょう。

◇防炎品を使用する
カーテンや寝具、エプロン、パジャマなどを燃えにくい「防炎品」にしておくと、いざという時、引火による被害を軽減できます。

また近年では、リチウムイオン電池による火災も増加しています!取り扱い方法をよく確認し、異常を感じた場合は、すぐに使用を中止しましょう。

▽使用の際のポイント
1.強い衝撃や圧力を加えないようにしましょう。
2.高温になる場所では使用・保管しないようにしましょう。
3.充電は、安全な場所で、なるべく起きている時に行いましょう。
4.異常を感じたら使用を中止しましょう。
5.発火した時はまず安全を確保し、できれば大量の水で消火しましょう。
6.製品情報、リコール情報を確認しましょう。
7.公共交通機関では、持ち込みルールを守りましょう。

▽廃棄の際のポイント
1.リチウムイオン電池が使用されているかを確認しましょう。
2.リサイクル可能なものは、リサイクルしましょう。
3.廃棄方法を確認して、廃棄しましょう。
4.廃棄する前にはなるべく電池を使い切りましょう。

問合せ:奈良県広域消防組合 宇陀消防署 予防課
【電話】0745・82・3199