- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県宇陀市
- 広報紙名 : 広報うだ (2025年10月号)
※「うだぢから」については、本紙またはPDF版をご覧ください。
(1)防犯講演会開催
~大宇陀政始まち協~
8月16日(土)、旧守道小学校体育館で「県内の特殊詐欺の状況について~あなたは大丈夫ですか?~」と題して防犯講演会を開催しました。
講師として桜井警察署の生活安全課の方に来ていただきました。近年、高齢者を中心とした特殊詐欺の被害が増加していることから、実際の事例を交えて分かりやすく解説がされ、「オレオレ詐欺」「架空請求詐欺」「還付金詐欺」などの手口について、具体的な電話内容や犯人の話術の特徴が紹介されました。また、「自分は騙されない」「自分は大丈夫」という心理が、詐欺被害の温床となっていると指摘され、ひとりで判断せず、家族や警察に相談するとともに地域での声かけや見守りが被害防止の鍵となることなどを強調されていました。
参加者からは、「具体的な事例を聞いて、危機感を持てた、家族にも伝えたい」などの声が寄せられ、この講座が、詐欺などに対する防犯意識が変わるきっかけになったことが伺えました。
(2)夏まつりで地域の絆を再確認
~伊那佐地区まち協・東榛原まち協~
恒例の夏まつりが今年も開催されました。
伊那佐地区まち協では、7月26日(土)に旧伊那佐幼稚園で開催。「夏のうまいもん」として、かき氷、そうめんをはじめとした子どもたちが大好きな食べ物を準備しました。暑い夏には冷たい食べ物が大人気です。また、建物の中では「お楽しみワークショップ」としてペーパークラフト、うちわ作りなどに老若男女問わず熱心に取り組まれ、出来上がった力作を大事に持って帰られました。皆さんの夏の思い出づくりになったようです。
東榛原まち協では、8月10日(日)に大和富士ホール前広場で開催。炎天下の中、前日の会場準備。当日の運営、そして翌日の片付けは、自治会長をはじめ各自治会から選出されたスタッフと、まち協役員の約70人が協力しながら作業にあたりました。当日の天候が不安定で開催が危ぶまれましたが、各自治会の模擬店が賑わう様子を見ると、スタッフ一同ひと安心。また、少子高齢化が進む中、驚くほど多くのお子さんが来場されていて、この夏まつりの開催意義を再確認しました。
各地域では、行事の開催が難しくなってきていますが、地域の絆を維持していくために創意工夫しながら、人と人が触れ合う機会づくりをこれからも実施していきます。
(3)みんなで取り組む地域美化活動
~向渕地区まち協・西谷地区まち協~
向渕地区にある向渕生活改善センター「やまびこホール」では、年3回の草刈りに合わせて花壇整備を行っています。この時期は、毎年お盆の帰省や夏まつりに多くの人が集まることから、8月3日(日)に念入りに除草作業を行いました。約2か月振りの作業のため、雑草が生い茂っていましたが、皆さんの協力により、ホール周辺や花壇がすっきりとして綺麗になりました。訪れた方を今夏も気持ちよく迎えることができ、夏まつりも盛況のうちに無事開催することができました。
室生西谷地区にある地域コミュニティ施設(西谷地区公民館)では、数年前より夏まつりの替わりに地域イベントを実施しており、イベントが始まる8月17日(日)の午前中に会場となる建物の掃除や除草作業を行いました。今年度には自治会活動を休止した地域もあり、当まち協の人手もさらに減った状態となってしまいましたが、何とか作業を終える事ができ、午後からのイベントも楽しく実施する事ができました。日々、草刈りなどに従事できる方が少ないという大変な状況ですが、地域にとって大切な交流の場を無理のない範囲で維持継続していきたいと考えています。
(4)イベントのお知らせ
~奈良・町家の芸術祭 はならぁと2025 開催~
奈良県内の歴史的な町並みで現代芸術の展覧会を開催するアートプロジェクト「はならぁと」を開催します。ぜひご参加ください!
日時:10月24日(金)~26日(日)午前10時~午後5時まで
場所:宇陀松山重伝建地区
問合せ:市民協働課
【電話】82・2130【IP電話】88・9085
