くらし 人権コーナー

■ネット社会での心ない書き込み どうすればいい?
インターネットの世界では、人を傷つけるような心ない言葉や書き込みを目にすることがあります。
顔が見えない相手だからといって、ひどいことを言ったり、うわさを広めたりすることは、人権を侵害する行為であり、決して許されることではありません。被害に遭った人は深く傷つき、場合によっては日常生活にまで影響がおよぶこともあります。
こうした問題に対応するため、2025年4月に「情報流通プラットフォーム対処法」が施行され、大規模なインターネットのサービスを運営している会社には、違反報告や投稿削除への対応、運用の透明化が義務づけられました。
この新しい仕組みは、私たちがインターネットを安全に、安心して使えるようにするための大きな一歩です。でも、これだけで安心というわけではありません。私たち一人ひとりにもできることがあります。それは、見過ごさずに声をあげること。
違反報告や削除要請は誰でも行うことができ、加害の拡大を防ぐ大きな力になり、私たちの意識や行動が、誰かの心を救い、より良いネット社会を築く力になります。
安心して誰もが使えるインターネット社会をつくるために、無関心ではなく、共に行動していくことが求められています。

問合せ:人権推進課
【電話】82・2147【IP電話】88・9077