- 発行日 :
- 自治体名 : 奈良県斑鳩町
- 広報紙名 : 広報斑鳩 2025年12月号
■文化財ボランティアってどんな活動をしているの?
斑鳩町では住民と行政の協働によるまちづくりに取り組んでいます。「斑鳩文化財センター」と「史跡中宮寺跡歴史公園」では、ボランティアのみなさんが活躍しています。
今回はボランティアのみなさんにインタビューし、活動のやりがいや魅力を伺いました。
◇斑鳩文化財センターでの来館者受付・展示品解説
職員
Qボランティアをしていて楽しいことはなんですか?
Aさん
A斑鳩文化財センターは県外のお客さんが多いので、みなさんに藤ノ木古墳を知っていただくだけでなく、お客さんとの会話の中で私自身も県外の古墳などを教えてもらえることです。
また、私が勉強したことをお客さんに伝えることにより、「藤ノ木古墳ってすごい!」と思ってもらえた時です。
Bさん
Aお客さんに館内を案内した時に、「来てよかった」と言ってもらえた時や、自分がした説明で藤ノ木古墳をはじめ、斑鳩町をいいところだと思ってもらえた時がとても嬉しいです。
職員
Q町民のみなさんにメッセージをお願いします。
Aさん
A古墳の「こ」の字も知らなかった私でも、こうしてボランティアをしています。
斑鳩町をより深く知りたい人は、一歩踏み出してボランティアに参加してみませんか。
Bさん
A定期的に研修もあり、自分の勉強にもなるし、お礼を言われた時はとても嬉しいです。
自分の住んでいる地域のことをもっと知りたい人は、ぜひ参加してみてください。
◇史跡中宮寺跡歴史公園でのコスモス栽培
職員
Qボランティアをしていて楽しいことはなんですか?
Cさん
A一面にコスモスが咲いた時や、見学に来てくださった人たちから、「毎年楽しみにしています」や「頑張って」と言われると、やっていてよかったなと思います。
職員
Q町民のみなさんにメッセージをお願いします。
Cさん
Aみなさんからの温かい言葉がやりがいです。
ボランティアの仲間はみんないい人ばかりなので、一緒に頑張ってみませんか。
ボランティアは随時募集しています。年齢性別は問いません。少しでも興味のある人は、お気軽に斑鳩文化財センターへお問いあわせください。
みなさんのご連絡をお待ちしています。
■咲き誇るコスモス
「斑鳩の里」の景観保全や観光誘客を目的として、今年もコスモスを栽培しました。特に史跡中宮寺跡歴史公園では、より多くの人に史跡中宮寺跡を訪れていただけるよう、ボランティアのみなさんの協力により広範囲に栽培を行っています。
10月の下旬には、史跡中宮寺跡歴史公園や法起寺の周辺でコスモスが咲き誇り、見ごろを迎えていました。
さわやかな秋晴れのもと、多くの町民や観光客が訪れ、色鮮やかな花々を眺めて写真におさめたり、子どもたちは公園内を元気いっぱいに走り回ったりと、それぞれに秋のひとときを楽しんでいました。
斑鳩文化財センター
斑鳩町法隆寺西1丁目11番14号
【電話】0745-70-1200
問合せ:地域振興課(斑鳩文化財センター)
【電話】0745-70-1200
