健康 健康づくり情報

■元気ふれあい活動あんなことこんなこと
フレイル予防へ!体力測定と体操紹介で健康づくり
地域のいきいき百歳体操を実施する「通いの場」では、毎年恒例のフレイルチェック・体力測定(握力やいす座り立ちテスト)を通して、ご自身の体力を確認しました。
今年は新たな取り組みとして、体力測定の結果や心身の状態に合った、自宅でも続けられる体操を紹介しました。特に「ひざや肩が痛い」「バランスが心配」といった声に応じて、無理なく行える内容を工夫しています。
当日は理学療法士にも協力いただき、効果的な身体の動かし方や、安全に運動を続けるコツを教えてもらいました。参加者からは、「家でも続けられそう」「動かし方のポイントが分かった」と好評の声が寄せられました。
加齢による体力や筋力の低下を早めに気づき、日々の生活の中で予防に取り組むことが大切です。これからも地域のみなさんと一緒に、無理なく楽しくフレイル予防を進めていきます。

■毎年「結核健診」を受けて、早期発見・早期治療へ!
結核は「過去の病気」ではありません。今でも国内で毎年新たに1万人以上の患者が発生しており、約1,500人以上が命を落としている、重大な感染症の一つです。
奈良県では、令和5年に140名の結核患者が確認され、そのうち7割が65歳以上の高齢者でした。
結核を早期発見し、早期治療につなげるためには毎年胸部レントゲン検査を受けることが重要です。
高齢者はせきやたん、微熱や体のだるさなどの症状が出ない場合もあり、発見が遅れることがありますので、年に一度は胸部レントゲン検査を受けましょう。

65歳以上の方を対象に肺がん検診に合わせた結核健診(胸部レントゲン検査) 無料
10月1日(水)
※別途郵送の健診案内よりお申込ください。

また、せきやたんが2週間以上続いたり、微熱や体のだるさなどの症状が続く場合は、早めに医療機関を受診しましょう。

健診に関する問合せ:黒滝村保健福祉課
結核に関する問合せ:吉野保健所地域保健第一係【電話】0747-64-8132

■夏のミニコンサートを開催しました!~懐かしのメロディと楽しいリズムで心も身体もリフレッシュ~
7月9日、ちょっとよろカフェにて「夏のミニコンサート」を開催しました。
今回のテーマは「懐かしのメロディと楽しいリズム」。音楽の力で心と身体を元気にするだけでなく、認知症予防にもつながる時間となりました。
まずは元気が出る懐かしの名曲からスタート。遠慮がちな方も音楽の力で次第に表情がほころび、自然とリズムを取ってくださいました。「夏の思い出」「瀬戸の花嫁」「川の流れのように」など、誰もが知っている昭和の名曲をしみじみと鑑賞。目を閉じて聴き入る方、静かに口ずさむ方など、それぞれの「夏の記憶」に思いを馳せておられるようでした。
また、タンバリンや手拍子を使って「幸せならタンバリン叩こう」や「東京ブギウギ」で楽しく身体を動かしながら、音・リズム・動作を組み合わせた脳の活性化を図りました。
音楽は、感情や記憶に働きかけ、心の健康づくりや認知症予防にもつながります。

次回は12月10日を予定しております。お楽しみにしてください。

問合せ:保健福祉課