講座 〔きみのNEWS〕ふるさと講座~高野山麓におけるカヤノキの歴史と民俗~のご案内

現在、紀美野町をはじめとする高野山麓の一帯にはカヤノキ(カヤ・ヒダリマキガヤ)が多く分布し、全国的にみてもカヤノキが特に集中している地域です。
古くから、カヤの実を搾った油は灯明用や食用として貴重でした。とくに高野山では大量のカヤ油を必要としたため、山麓の村々から油を納めたといわれています。また、紀美野町一帯では、昭和まで油を搾るだけでなく、食用・薬用・蚊除け・建材など様々な利用がされており、今でもカヤノキをめぐる歴史と民俗が確認できます。
今回の講座では、全国の事例とともに、高野山麓におけるカヤノキについての歴史と民俗がいかに特徴的で貴重なものなのかを紹介していただきます。

日時:3月2日(日)13時30分~15時頃
会場:総合福祉センター 3階多目的ホール
講師:近畿大学文芸学部 藤井 弘章 教授
定員:100人(申込先着順)
参加費:無料
申込方法:上記申込フォーム・まちづくり課へ電話
申込締切:2月27日(木)17時
主催:
・紀美野町まちづくり推進協議会
・紀美野史発見部会
後援:紀美野町教育委員会

問合せ:まちづくり課
【電話】495-3462