- 発行日 :
- 自治体名 : 鳥取県日吉津村
- 広報紙名 : 広報ひえづ 2025年10月号 No.744
日吉津村教育委員会
第79号(2025年10月)
◆令和7年度 人材育成交流事業『沖縄県読谷村民泊学習』
日吉津村では、郷土の未来を担う子どもたちを、風土・文化・生活習慣の異なる沖縄県読谷村に派遣しています。読谷村の人々との交流をとおして、郷土の文化や歴史に気づき、郷土への愛着を深めることにより、次世代の人材育成を図ることを目的としています。今回は、5年生3人、6年生5人の8人が沖縄県へ行きました。
◇事前学習
7月下旬から、8月上旬にかけて、6回の事前学習を実施しました。チビチリガマにおける惨劇について学び、チビチリガマに献納する千羽鶴を心を込めて折りました。毎回、ペアを代えながら作業を進め、出発2日前に完成しました。
◇民泊体験
読谷村の長浜地区と都屋(とや)地区に分かれて、民泊しました。2年前に、日吉津小に来た友だちとの再会を喜び合いました。女子グループは、料理をたくさん手伝い、ゴーヤチャンプルーや沖縄そばの作り方を教わりました。
交流会では、日吉津村の魅力を発信し、「ひえづのうた」を読谷村の皆さんと一緒に踊ってきました。読谷村からは、ジュニアリーダーの中高生が読谷村紹介のプレゼンを行いました。交流会後には、一緒にバーベキューをして、普段の生活などの違いを話し合いました。
◇平和学習
最終日の平和学習を中心に、子ども達は多くの地上戦のつめあとに触れました。チビチリガマでは、140人が隠れていたガマがとても狭かったこと、追い詰められた多くの兵士や住民が、米軍の捕虜になるより命を絶つ方がましだと考え南端の崖から飛び降りたこと、ケガをした友だちを残して逃げたことや、水くみに行った子どもが爆弾により死亡してしまい、多くの人が今でも後悔していること。本や資料ではわからなかった事実を知り、子どもたちは胸が締め付けられるような気持ちになりました。
◆英語検定等の補助を始めました!
日吉津村では、ALT(外国語指導助手)の先生を単独配置し、小学校の授業だけでなく、こども園の英語遊びや、村内住民対象の交流英会話など、外国語に触れる機会を作ってきました。
英語に関心を持つ子どもも増え、令和7年度から、英語検定等の補助を行うことにしました。
・小・中・高校生が受けた英語に関する検定が対象
・補助額は1/2で1人あたり7千円が上限
・補助は1年に1回のみ
・受験した領収等と申請書を教育委員会事務局(窓口:ヴィレステひえづ)に提出
※詳細は、日吉津村教育委員会事務局(【電話】27-5956)にお問い合わせいただくか、ホームページをご覧ください。
◆10月行事予定
3日(金)・4日(土) 秋季総体[中]
8日(水) 就学時健診[小]
10日(金) 大山登山[小]
16日(木) 西部駅伝[中]
25日(土) きらきらフェスティバル[小]
27日(月) 振替休業日[小]
31日(金)・11月1日(土) 文化祭[中]
