- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県益田市
- 広報紙名 : 広報ますだ 令和8年2月号
■益田市スマート・ヘルスケア推進事業 益田研究5年の成果
特集記事(2) 益田研究の結果を市民の健康管理に役立てよう!!
岡山大学 学術研究院医歯薬学域 助教 福田 茉莉氏
(1)ナトリウム・カリウム比(Na/K比)について…尿中Na/K計測定・食事調査から
●ナトリウム・カリウム比とは?
尿中のNa(ナトリウム)とK(カリウム)の比率をNa/K比(ナトカリ比)といいます。
ナトリウムを多く含む食品を摂取し、カリウムを摂取しない場合にナトカリ比が上昇します。
至適目標値2.0(実現可能目標値4.0)を目指すことが推奨されています。
※食事などで摂取したナトリウムの約90%、カリウムの約70-80%が尿中に排泄されると言われています。
(2)5年間における尿中ナトカリ比の目標値達成割合

実現可能目標値(4.0)は「日本人の平均値」とも言われていますが、約半数がそれより高い値を示しています。ナトカリ比は血圧と関係し、低く保つことで高血圧や脳心血管病の予防が期待されます。
(3)尿中ナトカリ比の高い人の特徴
●ナトカリ比計による尿中ナトカリ比測定参加者の年間平均値は4.1で、目標値より高い値でした。特に女性よりも男性の方が高く、30代~50代の参加者のナトカリ比が高い傾向にありました。

食塩の過剰摂取だけでなく、カリウム摂取不足もまた高血圧や脳心血管病の危険因子とされています。
生活習慣病予防のためのカリウム摂取目標量は、男性3,000mg/日以上、女性2,600mg/日以上と言われています。
普段から野菜や果物なども食べるよう意識してください。
塩分摂取を控える(減塩)だけでなく、野菜や果物などのカリウムの摂取が不足しないように心がけましょう!
※食事制限がある疾病をお持ちの方は医療機関にご相談ください⇒次回、広報ますだ3月号で食事について特集予定です。
問い合わせ先:
一般社団法人益田ヘルスケア推進協会【電話】32-3251
市健康増進課【電話】31-0214【FAX】23-7134(平日8:30~17:15)
