子育て 『益田市こども計画』を策定しました

益田市では、令和7年度から令和11年度までを計画期間とする「益田市こども計画」を令和7年3月に策定しました。

■「益田市こども計画」が目指すまちの姿(基本理念)
安心できるつながりの中で、こどもたちが未来に向かって羽ばたけるまち
~すべてのこどもの最善の利益を第一に~

次代を担う益田市のこどもたちが、他者とのつながりを深めながら自分らしく成長し、未来に向かって羽ばたくためには、地域や社会全体の協力が必要です。そのため、本計画では特定の児童・生徒・若者の利益に偏ることなく、すべてのこどもたちの最善の利益を最優先に考え、地域や社会全体でこどもの育ちを支えるまちを目指します。

■施策の展開
基本理念を実現するため、次のとおり各目標に応じた施策に取組みます。
《横断目標》こどもが社会の一員として個人の意見が尊重される社会の実現を目指す
(1)こどもの権利に関する普及啓発
(2)ライフキャリア教育の推進

《基本目標1》
生活の改善と安定に向けたこども・子育ての支援
(1)社会で支えるこどもの貧困対策
(2)障がい児支援・医療的ケア児などへの支援
(3)児童虐待防止とヤングケアラーへの支援
(4)こどもの自死対策、犯罪などからこどもを守る取組

《基本目標2》こどもを育む支援
(1)母体とこどもの健康の確保
(2)子育ての悩みや不安への支援
(3)子育てや教育に関する経済的負担の軽減
(4)地域で支える子育ての推進

《基本目標3》こどもの成長の保障と遊びの充実
(1)質の高い教育・保育の提供の充実
(2)教育・保育施設と学校の連携の推進

《基本目標4》こどもが安心して過ごせる環境の充実
(1)地域と連携した学校教育の推進
(2)こどもの居場所づくりの推進
(3)いじめ防止対策の推進
(4)不登校のこどもへの支援

《基本目標5》こどもの未来に向けた支援
(1)こどもの生活基盤の支援
(2)理想の人生や価値観に関する支援

■益田市こども計画の推進について
・本計画の推進を図る上で、まずはこどもが権利の主体であることを理解していただき、大人と同様にこどももひとりの人間としての人権を認める地域をともに目指していく必要があります。

■こども基本法について
・すべてのこどもや若者が将来にわたって幸せな生活ができる社会を実現するために、こども基本法が作られました。
・こども基本法には「児童の権利に関する条約」の4つの原則が盛り込まれています。
(1)差別の禁止(子どもはどんな理由でも差別されず、権利が保障されること)
(2)子どもの最善の利益(子どもにとって最もよいことは何かを第一に考えること)
(3)生命・生存及び発達に対する権利(命を守られ成長できること)
(4)子どもの意見の尊重(子どもが意味のある参加ができること)

問い合わせ先:市子ども福祉課
【電話】31-0243