- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県益田市
- 広報紙名 : 広報ますだ 令和7年6月号
■空き家の手入れをしていますか?
少子高齢化や核家族化、過疎化などを背景に、空き家が増加しています。また空き家等を放置することによって、近隣の方々が不安を感じたり迷惑を受けたりする事例も増えています。
空き家を所有されている方は適正な管理に努め、空き家の利活用や解体することも考えましょう。
●適正な管理
定期的なメンテナンスで現状維持
通風、換気、家の周りの清掃、草取りなど…
●売却・賃貸
住みたい人に住んでもらって有効活用
『空き家バンク制度』の利用も一つの方法です!
●解体
新たな利用を考えることで資産を活かせる
駐車場、菜園、土地の売却・賃貸など…
家は使われなくなると傷みが早くなります。
空き家になってからではなく、空き家になる前から考えておきましょう。
●『空き家バンク制度』
市では、市内の空き家の情報をU1.ターン希望者等に提供する「空き家バンク制度」を実施しています。
賃貸または売却可能な物件をお持ちの方は、地域振興課までご連絡ください。
問い合わせ先:市地域振興課
【電話】31-0173
■『老朽危険空家等除却支援事業』のご案内
市では、老朽危険空家等の除却を促進し市民の生活環境の保全を図るため、老朽危険空家等の所有者等に対して除却工事費の一部を補助します。
補助の対象となる老朽危険空家等:
・「老朽危険空家」または「老朽空家」
・おおむね1年以上空き家である木造または鉄骨造の建築物
・空き家の不良度・危険度が判定基準以上であり、敷地周囲(道、隣家等)に及ぼす影響があると認められるもの
・補助対象となる老朽危険空家等の敷地内の建築物すべてを除却するもの
補助金額:
・「実際の除却工事費」または「国が示す標準的な除却工事費」のいずれか低い方の額の4/10以内
・老朽危険空家は補助限度額50万円、老朽空家は補助限度額30万円(別途加算額を除く)
事業の対象者:補助対象空き家の所有者等で市税の滞納がない方
■地震に備えて木造住宅の耐震化をしましょう!
近年、大規模地震が日本全国で多発しており、いつどこで大規模地震が発生してもおかしくありません。また昭和56年5月以前に建築された旧耐震基準の住宅は耐震性が不足している可能性があり、地震による住宅の倒壊等の被害が発生するおそれがあります。
地震による木造住宅の倒壊を防止するため、まずは木造住宅の耐震診断を行いましょう。
●『木造住宅耐震化促進事業』のご案内
市では、地震による木造住宅の倒壊を防止し、安全安心な住まいで暮らしていただくため、個人所有の木造住宅に対して耐震化を行う費用の一部を補助します。
補助の対象となる建物:
・木造住宅で2階以下のもの(併用住宅については、住宅部分の床面積が延べ面積の1/2以上のもの)
・昭和56年5月31日以前に建築または着工されたもの
・耐震診断の結果、耐震性がないと判断されたもの(耐震診断以外の事業)
補助事業および補助金額:
・耐震診断事業…補助限度額12万円
・耐震改修事業…補助限度額100万円(補助対象経費の8/10以内)
・耐震建替事業…補助限度額100万円(補助対象経費の8/10以内)
事業の対象者:補助対象住宅の所有者または所有者から耐震化事業についての同意を得た個人であり、市税の滞納がない方
容易診断調査票を創設しました!
申込み・問い合わせ先:市建築課
【電話】31-0668