- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県益田市
- 広報紙名 : 広報ますだ 令和7年9月号
■益田市地域救急医療フォーラムを開催しました!
6月22日(日)に市立保健センターにて地域救急医療フォーラムを開催し、75名が参加しました。益田圏域の救急搬送件数が年々増加傾向にあることから、救急医療の現状を知ってもらい、益田市で安心して暮らしていくために行政・医療機関・市民が一緒に考える機会として実施しました。
まずはじめに地域医療対策室から休日応急診療とますだ健康ダイヤル24について、また益田広域消防本部から救急搬送の現状について報告しました。益田赤十字病院、益田地域医療センター医師会病院からは各病院の医療現場の生の声が報告され、益田保健所や益田の医療を守る市民の会がそれぞれの救急医療に関する取組を報告しました。その後のパネルディスカッションでは、各パネリストと当日参加された市民との意見交換を行いました。
座長の益田市地域医療センター医師会病院齊藤院長は、「今回多くの市民の方に医療現場の生の声を聞いていただいた。市民の方と対話ができ、実りのある会だった。たくさんのご意見をいただいたので、医療関係者・行政・市民が協力し合いながら一緒に解決策を見いだせていけたらと思っている」と述べました。
■「益田の医療を守る市民の会」が総会and記念事業を開催しました!
6月28日(土)に市立保健センターにて、益田の医療を守る市民の会の総会および記念事業が開催されました。
開催にあたり尾庭会長が挨拶し、「医師の高齢化、後継者不足など様々な課題がある中、市民と医療従事者をつなぐ架け橋となればと思っている。今後は益田圏域の吉賀町・津和野町の住民団体とも連携して取組んでいきたい」と話しました。また、記念事業では95名の参加者を前に、講師の益田赤十字病院総合診療科部長 岡本医師が「みんなで知って、みんなで守ろう!益田の医療~地域医療と総合診療医~」と題して講演されました。益田の総合診療医の育ての親である岡本医師は、総合診療医としての役割や総合診療医を育成するためにこれまで取組んできたこと、また今後の目標について熱く語られました。
■~第5回益田の医療体制に関する学習会を開催しました!~
5月23日(金)に市立保健センターにて益田の医療を守る市民の会主催の第5回学習会が開催されました。「救急医療その2」をテーマに益田赤十字病院の総合診療科副部長の桐田医師から、益田赤十字病院の救急対応の現状と課題についてご教授いただきました。詳細については市公式ウェブサイトでご確認ください。
問合せ:市地域医療対策室
【電話】31-0213