健康 まちのおもちゃ箱(3)健康コラム-保健・医療・介護・福祉

【飯南病院便り】

◆みなさん初めまして
飯南病院 医長 小川 敦子(おがわ あつこ)

飯南病院医師の小川敦子です。産休育休を挟んで、8月から飯南病院に赴任いたしました。よく「あら若い先生だね。」と言われますが、こう見えて?今年34歳、気がつけば医師9年目で3児の母になってしまいました。昨年度までは隠岐の島町の隠岐病院に合計5年間勤務し、今回初めて山間地での勤務になります。
健康コラムですが、初めましてなので、自己紹介を兼ねて最近の自分の感情を共有させていただきます。
産休育休明けとお話ししましたが、我が家には年長、年少、0歳の3人の子どもがいます。
その中で最近年長の長男が楽しそうにいろんなことに取り組んでいるんです。「(読み書きが出来るようになったから)手紙が書きたい!弟達に本を読んであげたい!」「足す1は出来るから、足す2がしたい!(公文に行っています)」、「クロールが泳げるようになりたい!15級まで飛び級したい!(週2~3回お父さんとプールに行って自主練します)」「友達が野球やっているから俺も野球したい!(すぐにバットとボールを買わされました)」もちろん付き合うこちらは大変なところもありますが、「やりたい」、「出来るようになった」と楽しそうにしている息子を見て、忘れかけていた何とも言えないワクワク感を思い出し、新しいことに挑戦することや何かに一生懸命取り組むことの楽しさと、それを応援する喜びを感じて日々過ごしています。
子どもが楽しく頑張っているなら親も楽しく頑張らねば!!微力ですが、町民の皆さまの生活を医療の面から応援、サポートしていけるよう、自分自身も一生懸命努力していこうと思っていますので、これからよろしくお願いいたします。
困ったことがあったらどんな些細なことでも相談して下さいね。

【保健福祉センター便り】

◆「手洗い」で守る、冬の健康!
寒くなると空気が乾燥し、感染症が広がりやすくなります。

~主な感染症と予防のポイント~
(1)インフルエンザ・新型コロナウイルス感染症
・ワクチン接種で重症化を防ぎましょう
・人込みを避け、マスクを着用しましょう
・症状が出たら、無理せず、早めに受診を

(2)感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)
・調理前後やトイレの後の手洗いの徹底
・過熱が十分でない食品(カキなど)に注意
・嘔吐物や便の処理は使い捨て手袋、マスクをつけてから行いましょう

◇手洗いのポイント 予防の第一歩は“正しい手洗い”
(1)帰ったらすぐに手洗い
(2)指先・親指・手首までしっかり
(3)流水でよくすすぎ、清潔なタオルで拭く

◇正しい手の洗い方
手洗いの前に・爪は短く切っておきましょう・時計や指輪は外しておきましょう
(1)流水でよく手をぬらした後、石けんをつけ、手のひらをよくこすります。
(2)手の甲をのばすようにこすります。
(3)指先・爪の間を念入りにこすります。
(4)指の間を洗います。
(5)親指と手のひらをねじり洗いします。
(6)手首も忘れず洗います。
石けんで洗い終わったら、十分に水で流し、清潔なタオルやペーパータオルでよく拭き取って乾かします。出典:厚生労働省

手洗いは、あなたを守り、家族や職場、地域を守る小さな習慣です。
この冬も元気に乗り切りましょう!

問合せ:
飯南病院【電話】72-0221
来島診療所【電話】76-2309
保健福祉センター【電話】72-1770