- 発行日 :
- 自治体名 : 島根県西ノ島町
- 広報紙名 : 広報にしのしま 令和7年11月号
◆第521回 西ノ島町議会 9月定例会 一般質問(要約)
◇渡部 清光 議員
・職員の定着率向上について
(1)仕事内容のミスマッチ防止
近年、離職理由の中で大きな役割を占めているのが、「入庁前に想像していた仕事と実際の業務内容とのギャップ」である。採用段階から実際の業務や職場環境を事前に体験したり、現職員の生の声を聞ける場を設ける必要などがあると考えるが、町長の所見を伺う。
(2)人間関係ストレスの軽減
いかに仕事が魅力的でも、職場内の人間関係に悩みがあれば定着は難しくなる。本町として、人間関係のストレスを軽減するために、どのような相談体制や、教育体制を整えるか町長に伺う。
(3)キャリア形成・育成制度の強化
若手職員が長く勤務し続けるためには、「この町で働き続ければ自分も成長できる」という将来像を持てることが極めて重要である。加えて重要なのは、他の自治体職員との交流機会を制度化することである。職員に新しい視点や人脈をもたらし、これが孤立感の解消やスキル向上につながり、定着率の向上に資すると考える。キャリア形成支援の一環として、他自治体との交流・合同研修を積極的に導入すべきと考えるが町長の所見を伺う。
回答 町長
(1)本町では、以前から保健師や保育士の職場体験を実施しており、令和5年度からは一般事務、技師を含む学生インターンシップを導入し、参加学生には交通費や宿泊費の助成も行っている。
オンライン座談会の導入については、都市部の事例を参考に若手職員の意見も聞きながら実施の可否を含めて検討したい。
(2)本町では平成28年度から全職員を対象にストレスチェックを実施し、産業医による分析と個別面談を行っている。また、職員の健康増進に関する対策や職場環境の改善などを目的とする衛生委員会において、時間外勤務や休暇取得の状況を把握し、職場環境の改善に向けた対策を講じている。そのほか、悩みを抱える職員が早期に相談できるよう、総務課に相談窓口を設け、産業医・国・県の相談機関も併せて案内している。
新規採用職員に対しては特別職とのランチミーティングを実施し、令和6年度からはメンター制度を導入している。また、特別職による職員との意見交換を定期的に実施し、職員の声を業務改善に反映していくよう努めている。
(3)新規採用職員から管理職まで、階層ごとに必要な研修を外部機関で受講させており、他自治体との交流や情報交換の機会となっている。職員が自己啓発のために自主的に参加する研修については「自主研修等補助金」を設けて支援しており、社会福祉主事・介護支援専門員など業務上必要な資格は従来から町費で取得できるよう支援している。
国・県・隠岐広域連合等への派遣については、以前は行っていたが、近年は派遣するだけの職員数の余裕がないのが実情。今後は状況を見ながら検討していく。また、島前3町村による合同研修や担当者会議など、職員の学習・交流機会の拡充も協議中である。町としては、職員一人ひとりの多様な価値観を尊重し、意見を聞きながら、働きやすい職場づくりを目指していきたい。
◆町議会9月定例会の概要
◇9月10日(水)
本会議 ※傍聴者7名
・町長諸般の報告並びに提案理由説明
・議長諸般の報告
・一般質問(6名)
・議案説明
(報告案件2件、議案16案件)
◇9月11日(木)
・常任委員会による審査
◇9月12日(金)
本会議 ※傍聴者0名
・常任委員会審査報告
・質疑・討論・表決
(9件全て原案どおり可決)
◇9月16日(火)~19日(金)
・決算審査特別委員会による審査
◇9月19日(金)
本会議 ※傍聴者1名
・決算審査特別委員会審査報告
・質疑・討論・表決
(7件全て原案どおり認定・可決)
・閉会中の継続調査等の申出(了承)
・議員派遣の件(了承)
※議決の一覧は西ノ島町ホームページをご覧ください。

西ノ島町議会 広報調査特別委員会
