- 発行日 :
- 自治体名 : 岡山県井原市
- 広報紙名 : 広報いばら 2025年10月号
人生会議とは、アドバンス・ケア・プランニング(ACP)の愛称で厚生労働省が推奨している取り組みです。もしもの時に備え、自身が望む医療や介護などについて前もって考え、家族や関係者と繰り返し話し合い、共有しておくことを目的としています。
市では、住み慣れた地域で自分らしく最期まで暮らせるよう、人生会議の普及を進めています。そのきっかけづくりとして「わたしのいきかたカード(生・行・逝・活)」※1をご活用ください。このカードは、自分の価値観を考える事ができるもので、A(人生や日常で大切にしたいこと)、B(終活や最期に大切にしたいこと)の各30枚があり、一人でも複数人でも使用できます。
■「人生会議」の進め方
「気持ちが変わること」はよくあります。何度も繰り返して考え、話し合いましょう。
ステップ1)大切にしていることは何かを考えてみましょう
ステップ2)もしもの時、あなたの思いを伝えてくれる人は誰かを考えましょう
ステップ3)かかりつけ医に相談してみましょう
ステップ4)希望する医療やケアについて話し合いましょう
ステップ5)書き留めて伝えましょう
まず、ステップ1「大切にしていることは何かを考える」から始めてみましょう。カードは市民や団体へ貸し出しを行っており、出前講座「人生会議してみませんか?」でも体験することができます。ご自身の考えを記録できる「わたしのこれからノート」とあわせて、あなたの思いを形にしてみませんか。
※1「わたしのいきかたカード」は、井笠地域の医療・介護や消防関係者などで作成したものです。
問合せ:2階、地域包括支援センター
【電話】62-9552
