くらし [コラム]人権コラム(第87回)

◆第75回〝社会を明るくする運動〟～犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ～
第75回〝社会を明るくする運動〟のキャッチフレーズは、「Time with Hope―進む、希望とともに。」です。
犯罪や非行から立ち直るために必要なものは何でしょうか。
自分が「変わっていく時間」を待っていてくれる人がいる。それに気づいたとき、決して簡単ではない更生への道のりであっても、希望を胸に、歩みを進めていけるはずです。
テレビや新聞では、毎日のように事件(犯罪)のニュースが報道されていますが、安全で安心な暮らしは全ての人の望みです。犯罪や非行をなくすためには、どうすればよいのでしょうか。犯罪や非行をした人自身が罪に向き合い、心から反省し、立ち直りに向けて一生懸命努力することはもちろん大切です。しかし、立ち直ろうと決意した人を社会で受け入れていくことや、犯罪や非行をする人を生み出さない家庭や地域づくりをすることもとても大切なことです。
〝社会を明るくする運動〟では、再犯を防止して犯罪や非行のない地域社会をつくるために、一人一人が考え、それぞれの立場で関わるきっかけをつくることを目指しています。
市では、保護司会、更生保護女性会が中心となって、毎年7月の強調月間中に、啓発活動を活発に行っています。
人と人とが希望とともに支え合う、安全で安心な社会の実現を目指して、皆さんも一緒に考えてみませんか。

問合せ：協働推進課