- 発行日 :
- 自治体名 : 山口県宇部市
- 広報紙名 : 広報うべ 令和7年11月号
ウェブ番号:1025943
※金額や割合は四捨五入しているため、合計が一致しない場合があります
(1)概況
令和6年度は、本市の将来都市像「ひとが輝き交流ひろがるわたしたちの宇部(まち)」の実現に向けて、第五次宇部市総合計画前期実行計画に掲げる4つのプロジェクト(暮らし安心・安全プロジェクト、たくましい産業育成プロジェクト、子ども未来応援プロジェクト、まちの賑わい創出プロジェクト)を中心に、効果的に施策を推進しました。
また、物価高騰対策や新型コロナワクチン定期接種化に係る費用など、年度途中に発生した緊急の行政需要にも適切に対応しました。
(2)一般会計の決算収支
実質収支:16億8835万円
〔歳入〕
総額:810億2611万円


参考:市では、市税のうち都市計画税(決算額16億5963万円)を、街路、公園、下水道、市街地開発の都市計画事業に充てています。
〔歳出〕
総額:787億5128万円


(3)決算総括
財政状況については、いずれの指標も健全性を保っていますが、依然増加傾向にある社会保障経費や近年のインフレに伴う人件費アップにより義務的経費が増加しており、また、燃料費や光熱水費、工事請負に伴う労務単価や資材単価なども上昇してきています。
今後、新庁舎建設に伴う市債償還も本格化することから、EBPMや共創の考え方を活用しながら効果的・効率的な行財政運営を推進するとともに、自主財源の確保や市債残高を適切にコントロールするなど、引き続き、財政の持続性にしっかり留意していきます。
■宇部市の台所事情
市債(借金)残高は、地方交付税の振替となる臨時財政対策債の発行が抑制されたことなどにより、前年度から12.5億円減少しました。市の貯金にあたる基金については、庁舎建設基金の取り崩しなどにより、前年度から20億円減少しています。
財政の弾力性を測る目安とされる「経常収支比率」については、96.0%と、前年度より2.1ポイント上昇しています。
また、財政の健全度を測る目安とされる「健全化判断比率」は、基準値を下回り、健全な状態にあります。
▽市債の残高(市の借金)〈一般会計〉

▽積立基金の残高(市の貯金)〈一般会計〉

▽経常収支比率〈普通会計〉

■特別会計の決算状況


■公営企業会計の収支の状況

問合せ:財政課
【電話】34-8173
