健康 健康コーナー(2)

■風しんに注意しましょう
風しんは感染力の強い感染症です。妊娠初期の妊婦が感染すると出生児が先天性風しん症候群になる可能性があります。大人が感染した場合、子どもに比べて症状が重くなることがあります。風しんの予防にはワクチン接種が有効です。大人で予防接種歴や感染歴がない人または、不明な人は抗体検査や予防接種を受けることを検討してください。

▽予防接種費用の一部助成(上限額)
風しんワクチン…3,000円
麻しん風しん混合ワクチン…5,000円

対象:抗体価が既定の基準より低く、風しんの予防接種を受けた人で、接種時に市に住民登録があり、次のいずれかに該当する人
(1)妊娠を希望する女性
(2)(1)または、妊娠中の女性の配偶者(パートナーを含む)
(3)妊娠中の女性の同居者(妊娠中の女性の抗体価が低い場合)
※(1)~(3)の人は、周南健康福祉センター(【電話】0834-33-6423)で、無料の抗体検査を受けることができます。

■マダニに注意しましょう
春から秋にかけてマダニなどの活動が盛んになり、咬まれる危険性が高まります。次の点に注意してください。

▽ダニに咬まれないポイント
・山や野原のほか、公園、住宅地の庭などにもダニがいることがあります。剪定や草取りの際には注意してください。
・やぶや草むらなどに入る場合は、長袖・長ズボンや足を完全に覆う靴下と靴、帽子や手袋を着用し、肌の露出を少なくしましょう。
・服は明るい色のものがおすすめです。服の上から使える虫除け剤にも、補助的な効果があります。
・屋外での活動後はダニに咬まれていないか確認しましょう。特に、脇の下、足の付け根、手首、足の裏、胸の下、髪の毛の中などに注意しましょう。
・犬や猫などの動物にダニが付くことがあります。目の細かいクシをかけるとダニの除去に効果的です。ダニ駆除薬も有効なので、使用する場合は獣医師に相談してください。

▽ダニに咬まれたときの対処法
・吸血中のダニは無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置をしてもらいましょう。
・ダニに咬まれた後に発熱などの症状があった場合は、医療機関を受診してください。

問合せ:健康増進課(保健センター内)
【電話】41-1234